陸拾捌 ページ45
妓夫太郎が堕姫の方ヘ行くと同時に私は叫ぶ。
『伊之助後ろ！！』
伊之助は妓夫太郎に気づいたものの、反応は出来なかったのか、原作と同じように刺された。
「伊之助━━━ッ！！！」
堕姫の頸は妓夫太郎が奪い返した。
炭治郎は派手派手さんを探して余所見をした。
「炭治郎危ない！！」
余所見をしている炭治郎と善逸に帯の攻撃が襲いかかる。
二人は避けることは出来たものの、二人の乗っている建物が崩れた。
炭治郎は気絶した。
今頃禰豆子の夢でも見ているだろう。
「お前へんだなああ。何をしてるんだああ？」
「そうよ！あんた柱じゃないんでしょ！？何でそんなに強いのよ！」
鬼に私の情報が漏れるのは嫌だけどこの二人はそろそろ死んでしまうから話してもいいか。
『私はここにいていい存在じゃないの』
それから、私の過去を話し始めた。
話し終わると、ちょうど炭治郎が起きた。
「ハッ」
「何だお前まだ生きてんのか。運のいい奴だなああ。」
妓夫太郎と共に私も顔を見せる。
「…！！？？」
「まあ運がいい以外取り柄がねぇんだろうなあ。
可哀想になあ。
お前以外の奴はこいつを除いて皆もう駄目だろうしなああ。」
こいつの部分で私を指差す。
「猪は心臓を一突き。
黄色い頭は瓦礫に押し潰されて苦しんでるから死ぬまで放置するぜ。
虫みたいにモゾモゾしてみっともねぇよなああ。
柱も弱かったなあ。威勢がいいだけで。
毒にやられて心臓も止まって死んじまった。お陀仏だ。
みっともねぇなあ
みっともねぇなあ
お前ら本当にみっともねぇなあ。
特にお前は格別だ。
お前の背負ってる箱からはみ出してるのは血縁だな？わかるぜ
鬼になっても血が近いのは。
そりゃあ姉か？妹か？」
「………妹だ」
「ひひひっ！！そうかやっぱりそうか。
みっともねぇなあお前全然妹守れてねえじゃねえか！！」
私、やることない。ってかもう、空気？
「！！……」
「まあ仕方ねえか。
お前は人間
妹は鬼だしなあ。
鬼の妹よりも弱いのは当然だが
それにしてもみっともねえ！！
兄貴だったら妹に守られるんじゃなく守ってやれよなあこの手で。ひひっ！！」
妓夫太郎が炭治郎の手を取る。
『はい、ちょっとストップ。』
「すとっぷ…?」
『ああ、とまれってこと。妓夫太郎？それ以上するなら斬るよ。』
「……分が悪りぃなあ。」
そう言って妓夫太郎は炭治郎の手を離した。
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水城舞梨亜(プロフ) - 柊りあさん» アアアアアアアアア！ごめんなさーい！すぐに直します！御指摘ありがとうございます！！ (2019年12月20日 19時) (
レス) id: 0e4689ecab (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 時透くんの漢字が遠になってます。。。 (2019年12月20日 7時) (レス) id: 800dee632c (このIDを非表示/違反報告)
水城舞梨亜(プロフ) - はい、勿論です！お互い頑張りましょう！！！ (2019年12月19日 20時) (レス) id: 0e4689ecab (このIDを非表示/違反報告)
柊りあ(プロフ) - 水城舞梨亜さん» ありがとうございました！これからもお互い頑張りましょうね！ (2019年12月19日 19時) (レス) id: 800dee632c (このIDを非表示/違反報告)
水城舞梨亜(プロフ) - ありがとうございます！こちらも紹介させていただきました！ (2019年12月19日 18時) (レス) id: 0e4689ecab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：水城舞梨亜 | 作成日時：2019年12月2日 1時
