トリップしたら鬼滅の刃だったんだけど… 弐

肆拾壱 ページ11

〜〜無限城〜〜
無惨Side
─────
急にやってきた猗窩座

なんだと思えば、上弦に、それも、童磨ぐらいに匹敵する程の人間が居たらしい

そいつは、日輪刀を所持し、柱を知っている上にどうやら、猗窩座の名まで知っているそうだ

…興味がわいた

猗窩座にどこに居るのか問うと、影栗山だと言う

「鳴女」

「はい」

〜〜影栗山〜〜
ASide
───────
はあ、何か嫌な予感するなあ。いや、大丈夫だよね←はい、フラグ

あれ？フラグ立てた？今

いやいや、そんなわけないよね。ないない

ベベン

あっれ〜？この音ってもしかして…

「お前か。」

ですよね！無限城の鳴女さんの琵琶ですよね！

そして、無惨来ますよね！

フラグ回収しちゃったよ！

「……お前、あった事があるか……？」

ありますよ！トリップした一番最初にあったよ！

死ぬかと思ったよ！

後、無視されたよ！

まあ、無視されて良かったけど。

「嗚呼、思い出した。俺の名を知っていた、変な奴か。」

いや、変って何！

あんた程、変な訳ないよ！

あんたが一番変だよ！

鬼の始祖だし、人平気で殺せるし！

「怒っているのか？」

『いや、誰でも変って言われたら、怒るよ！』

えっと、ちょっと待ってね

頭冷えて来たから、思うんだけど

これ、死ぬ？

え、だってさ、無惨に口答えしたんだよ！？

あ、神様

地獄行きは無しでお願いします

って、ちゃうわ！

どうにかして逃げないと！

「やはり、変な奴だ。」

ちょっとお、ひどくないっすか……？

泣くよ？？ねえ、泣くよ？いいの？

「お前、鬼にならないか？」

『いえ、お断りします！』

つーか、はよ帰れ。まじ帰れ。猗窩座とは違う意味で顔も見たくないだよ

「まあ、今日は帰ってやろう。気に入った。また来るぞ」

『一生来るなあ！』

ベベン

ふう、帰った帰った

いやー、死ぬかと思ったわ〜

っていうか、一晩の内に猗窩座と無惨に会うってどうよ？

しかも、気に入られるって、、、、

どうしよう。お館様に、報告したほうがいいよね？

でもなあ。…鎹烏とか、いないかね？

あっ、カナヲ発見！しのぶも居る。

ちゃんと、継子になったんだね

手紙書いて、サッと渡して、サッと帰ろう

流石に、これは報告したほうがいい

手紙を書いてっと

『しのぶ〜！』

「Aちゃ…ん？」

『そうそう！それでさ、この手紙、お館様に渡してくれない？』

「い、いいですけど……」

『ありがとう！』

じゃあね！

また、どこかで会おう。

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