夢主死ネタ短編集＿＿壱【鬼滅の刃】

漆話 ページ46

ーー次の日ーー

先に悲鳴嶼さんの所に言って、次に時透君でいいかな

悲鳴嶼さん用に作った炊き込みご飯を持って家を出た

ーー悲鳴嶼邸ーー

『悲鳴嶼さん』

悲鳴嶼「Aか……どうしたんだ？」

『炊き込みご飯、作ったんですけどどうですか？』

悲鳴嶼「もらおう……」

にゃぁお

『え？猫さんですか？』

悲鳴嶼「ああ…いつの間にか住みついていた…」

可愛い

『触ってもいいですか？』ｷﾗｷﾗｼﾀ目

悲鳴嶼「ああ…もちろんだ…(Aの方が可愛い…)南無」

ふわぁ、もふもふ

『いいですね、悲鳴嶼さん。こんな可愛い猫ちゃん達毎日触れるなら』

悲鳴嶼「ああ…そうだな…」



と、そんな感じで悲鳴嶼さんの所は終了

次は時透君家だ

ーー時透邸ーー

『時透くーん』

時透「誰だっけ、あ、Aか…どうしたの？」

何時も思い出してくれてありがと

『ふろふき大根。食べない？』

時透「食べる。でもAと遊びたい」

遊びたいってかわいいな

『いいよ。何して遊ぶ？』

時透「紙飛行機作ろう」

時透君の紙飛行機はすごく飛ぶよね

『じゃ、私も作ろう』

紙を取ってきて、部屋に入る

既に時透君は何個か作っていた

『すごいね、時透君』

時透「そう？Aもできるよ」

そうしてずっと時透君と遊んでいたら、鴉が来た

鴉「任務、任務！」

『うん、わかった。じゃあね、時透君』

時透「うん、また来てね。忘れないから」

嬉しいな

『また来るよ』

来れないけど

言葉と行動が逆転していく

信頼を失わないかな何て、いらない心配が頭をよぎる

私は死ぬのに、そんな心配、意味がない

そう思いながら明日の準備をした

ーー次の日ーー

今日は3/28

死ぬまで後3日か

やっぱり、発作は起こるし、昨日は血を吐いた

バレないようにしなきゃ

誰かの前で血を吐いたら、必ず病気だと思われる

そうしたら多分、血鬼術の事もバレる

嘘をつかなくちゃいけない

嫌だ

でも仕方ない

そんな気持ちに無理やり収集をつけて不死川さんの所へ持っていくおはぎを用意した

最初、見たときは怖いとも思ったな

何て思い出しているとすぐに不死川さんの屋敷が見えた

『不死川さん、おはぎですよー』

不死川「でけぇ声で言うんじゃねェ！」

なんて言いながらも受け取ってくれる

『不死川さん、後で感想、聞かせてくださいね』

心臓が痛み始め、不死川さんのもとを無理やり切り上げて走り去った





　









文字数怨む

捌話→←伍話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す