夢主死ネタ短編集＿＿壱【鬼滅の刃】

参話 ページ5

母親役の鬼
「(やられた！！やられた！！
あの人形が一番速くて強いのに……！

そもそも累が脅しに来たのが悪いのよ！！
それで焦って……焦って……

上っ……

殺される……！！頸を斬られる！！
考えて………考えるのよ！！

ああ……でも……

死ねば解放される
楽になれる……)」

炭治郎「！！」

“水の呼吸、伍ノ型 干天の慈雨”

伍ノ型で斬られた者には殆ど苦痛が無い

相手が自ら頸を差し出して来た時のみ使う……

”慈悲の剣撃“

母親役の鬼
「(優しい雨にうたれているような感覚

少しも痛くない、苦しくもない
ただ、あたたかい……

こんなにも穏やかな死が来るなんて

これで…

解放される……)」

──あの鬼は、私の目標。

あの鬼の様に殺されたい。

炭治郎は次の鬼の場所へ向かった。

Aは次の鬼が父親役の鬼で、炭治郎が飛ばされることを知っていたので、累の所へ先回りをした。

案の定、炭治郎が、上からふってきた。

姉役の鬼
「ギャアアアアアッ」

炭治郎「！？」

累「何見てるの？見世物じゃないんだけど」

ここから、炭治郎と累の戦いが始まる。

の前に、サイコロステーキ先輩がサイコロステーキになりました。

そして始まった炭治郎と累の戦い。

炭治郎は頑張って糸をよけるが刀が折れ、追い詰められてしまう。

その時、Aは禰豆子によって炭治郎が助かるのを知っていたが、体が勝手に動いた。

『駄目っ！』

ブシュッ

Aは禰豆子の変わりに傷ついた。

炭治郎「あ、貴方はっ！確か、浅草で会った……」

炭治郎は一度しかAにあってないがAの事を覚えていた。

炭治郎「(でも変だ……あの時は人の匂いだったのに、鬼の匂いになってる……だけどこの匂いは人を喰べてない匂いだ。)」

Aは人を喰べてないからか、うまく回復ができなかった。

だから、禰豆子の様に寝ることで回復をはかった。

累「お前ら……知り合うの二回目なのか……？」

炭治郎「だったらなんだ！」

累「本物の絆だ……何故かはわからないけどそいつ((名前))はお前(炭治郎)との間に絆がある。家族でもないのに……本物の絆だ……！ほしい…！」

次にAが目を覚ましたのは、炭治郎が累を追い詰めているところだった。

そして、何故か禰豆子が糸に吊るされていた。

炭治郎「俺と禰豆子の絆は、誰にも！引き裂けない！！」

炭治郎は累の頸を斬ったと思われた。

───駄目よ！まだ！まだ終わってない！

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