夢主死ネタ短編集＿＿壱【鬼滅の刃】

伍話。 ページ25

煉獄Side
─────
どういうことだ！

まったくもって意味がわからん！

鴉に聞いても伝令に間違いはないと言う！

…あいつの所に行ってみるか！

ふむ！伝令どおりだな！

煉獄杏寿郎
「うむ！まったくもって意味がわからん！」

…少し、こちらに目を向けたAは悲しそうだった。

いや、勘違いだろう！

その後に、Aが自分が死ぬといい、最後に言い残す事があると言った。

それも鬼舞辻のことだと！

Aは俺達の事が嫌いではなかったのか？

嫌いなら、そんな事言わないはずだが。

わからない

〈〈〈煉獄Side終了〉〉〉

無一郎Side
──────
Aが友麗美に刺された？

何でAを一人にしとくんだ。

みんないつも友麗美とか言うやつを信じてAを見張るとか言ってたのに。

そうすればあいつがAに何か出来ないから賛成したけど。

Aもおかしいよ。

何で反撃しないの。

Aは強いでしょ。

まあ、いいや。

早く行かなきゃ。

あれ、誰もAの事信じてないの？

時透無一郎
「ねぇ、どうしたの？」

何でそんなに諦めた顔してるのさ。

だけどAは自分が死ぬと言って。

時透無一郎
「そんな……」

誰にも聞こえないようにつぶやいた。

きっと、誰か一人でも気づいたら混乱すると思うから。

そんなの面倒くさい。

さらにAは鬼舞辻の事を話すと言う。

Aは優しいね。

もう死ぬっていうのにみんなの事を考えてる。

でもAが話し始めたから、遮っちゃ駄目だと思って口を閉じた。

〈〈〈時透Side終了〉〉〉

悲鳴嶼Side
──────
Aが刺された…？

なんと…やはりAは冤罪だったのか…

私には、どちらが本当の事を言っているのかわからなかった。

取り敢えず実際に怪我をしている友麗美の事を見ていたが、わからなかった。

それより、早く行かなくては。

行けば、悲しい目をしたAがいた。

誰も…気づかぬのか……

悲鳴嶼行冥
「嗚呼…何て哀れな…南無阿弥陀仏」

そしてAは自分が死ぬと告げた。

そうか…死ぬのか…

南無阿弥陀仏

もっと味方をしてやれば…よかった…

悲鳴嶼行冥
「すまぬ…」ボソッ

〈〈〈悲鳴嶼Side終了〉〉〉

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一日遅れだけど胡蝶さんお誕生日おめでとう！

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