伊之助との再開 ページ27
ふわりと舞うように移動したかと思えば
洗練された素早い太刀で瞬く間に
鬼を斬ってしまった律の剣技に
伊之助の鼓動は高まった
すげぇ!!すげぇ!!すげぇ!!
やっぱり律は面白い!!
律は伊之助を見て微笑んだ。
『伊之助。元気にしてた?』
伊「俺と戦え律!!!」
『えぇ…久々に再開したのに一言目それ?』
伊「あの十二鬼月に律勝った!!!だから律に勝てば一番強いのは俺って寸法だ!!」
義「修行しなおせ戯け者。あれは十二鬼月ではない。そんなことも分からないのか。」
義(伊之助…こいつは確か律に「俺のメスにしてやる。守ってやる」とかなんとか戯言を吐いたやつか)
シュルシュル
伊「分かってるわ!!!十二鬼月とか言ってたのは炭治郎だからな!!俺はそれをそのまま言っただけだから……」
気がつくと伊之助は縄で縛られて木に宙吊りにされていた。
伊(なんだこれ!!!縛られてる?!?!速ぇ!!!速えぇコイツ!!!!)
義「お前より律の方が強い。己の実力も見極められない奴が今後一切「俺のメス」だなんて愚かな発言をするな。律が汚れる。律は俺のものだ。」
義勇さんの気迫と圧が凄すぎて伊之助は少しひいている。
『また言葉足らずですよ義勇さん。そこは律は俺の継子だでしょう?伊之助が勘違いしちゃったらどうするんですか?』
義「はぁ……」
なぜかため息をついて義勇さんはそのままスタスタ行ってしまった。
伊「ここから降ろせ!!!!」
宙吊りにされたままの伊之助を置いて。
伊之助は酷い怪我を負っているしきっと縄を解いたら鬼のところへ行こうとする。
義勇さんの判断は正しい。
でもこんな酷い怪我をしている伊之助をこのまま宙吊りになんて出来ないと思った律。
『伊之助、1つ約束をしようか。今から縄を解いて伊之助の応急処置をするけど、そのあとじっとここで待っていてくれたら傷が治った時に本気で相手をしてあげる。』
伊「本当か?!?!」
目を輝かせる伊之助。
『うん!!だから約束!』
伊「約束……」
律は指切りをするため伊之助の小指に自分の小指を絡める。
伊「??」
『うん、伊之助の事信じてるよ?
指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ます
指切った。』
伊「針千本飲めねぇ!!!絶対守る!!!」
こうして律に治療してもらい
またホワホワする伊之助であった。
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鮭大根になりたい - 不快に思わせてしまったらすみません。富岡ではなく冨岡だと思うのですが… (2020年5月17日 11時) (レス) id: 9a68fed22a (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 柱会議ではなく、柱合会議です怒 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
我妻善逸の許嫁 - 鬼滅隊じゃなく鬼殺隊です。怒。 (2019年9月12日 16時) (レス) id: af0233cc60 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリラ系女子 - 炭次郎じゃなくて炭治郎ですよ! (2019年9月8日 19時) (レス) id: 77961f5a40 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆 - 炭治郎の名前が「炭次郎」になってますよ! (2019年9月1日 18時) (レス) id: d20d94dd05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:芹なずな | 作成日時:2019年7月8日 23時