ナイショの話。

＊ ページ19

伊野尾side

…

只今絶賛不機嫌中です。

なんなんだよぉ！この子ども！

圭人にベタベタベタベタ！！

てか、誰なんだよっっ！

｢伊野尾くん、圭人くんおはよう〜…ってえぇ？！｣

マネさん到着、案の定驚いてた。

｢ええぇ？！もう子どもできたの？！｣

テンパりすぎてわけわかんないこと言っちゃってるし…

あ、俺らのマネさんは俺らの事情知ってます。

｢違いますよ！なんか朝玄関開けたら居たんです。んでなんか、圭人のこと兄ちゃんとか言ってベタベタベタベタ…｣

｢伊野尾くん、私情入ってるw｣

｢どうしましょうか、この子。｣

｢うーーん…とりあえず連れてこうか…2人が撮影の時僕が見てるし！｣

｢ほんとですか？…じゃあお願いします…｣

とりあえず話はまとまったのかな…？

｢圭人ー？これからs…｢やっ！こっち来ないで！｣…はぁ？」

思いっきし拒絶されたんだけど何こいつ。

｢ごめん、伊野ちゃん…｣

申し訳なさそうに圭人が謝る。

｢…別に？なんで圭人が謝んの(笑)｣

｢あ、それもそうか(笑)｣

あーーーーっ！ほんとなんなんだよ！

どこの誰なんだこの子は！

｢おい、お前！俺は絶対お前と仲良くなるからな！｣

と男の子を指さして宣戦布告(？)してやった。

すると、男の子はべーっと舌を出してきた。

…なんだかなぁ…

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