ナイショの話。

ハプニング？！ ページ17

伊野尾side

あの喧嘩から時は経ち、俺たちはラブラブな生活を送っています。

｢圭人〜。俺もう出るよ〜？置いてくよ〜｣

｢待ってよ、伊野ちゃん〜！｣

今日はふたり一緒の撮影なので一緒に家を出る。

｢携帯持った？｣

｢持った！｣

｢財布持った？｣

｢持った！｣

｢あ、俺が忘れた｣

｢伊野ちゃん(笑)！！！｣

はい、平和ですね。

｢よし、大丈夫！行こう！｣

そう言って玄関のドアをあけると…

｢｢？！？！？！｣｣

目の前には小さな男の子が。

…は？

誰この子。どこの子？

｢僕、お名前は？｣

圭人が話しかける。

｢…？｣

男の子はしゃべらない。

｢お名前は？｣

もう一度話しかけるがしゃべらない。

…うーん…

困り果てていると…

｢にーちゃん！！！！｣

そういって、圭人に抱きつく男の子。

｢｢は？！？！｣｣

圭人のこと兄ちゃんって…

そして何より、俺の圭人に抱きついた！

｢どうする？この子…｣

｢ん〜とりあえず仕事場連れてく？｣

撮影時間が迫っていた。

｢じゃあ、そうしようか…！｣

｢マネさんに電話かけるね〜｣

マネさんびっくりするだろうなぁ…(笑)

＊→←＊

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す