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早朝、目覚めて ページ18

「、、、」



俺が目を覚ました時




紫乃の淡い青色のワンピースが見えた






こんな早くから何故あんなにこそこそ


しているんだ






気になりながらも




玄関から紫乃が出るのを待った







玄関の扉が閉まる音が聞こえた






俺は紫乃の去ったリビングに行った






そこには




メモ帳に紫乃の字で






「少し用事をしてきます

お昼には帰ります」





と書いてあった






「、、、はぁ」






俺は直ぐに着替えて




紫乃を追った





すると





紫乃は太宰の野郎と会っていた






じわじわと怒りが押し寄せる




俺はそこに出ていこうした








しかし、声が聞こえた







「織田さんはどんな方でした?」





それは俺が昨日きいた名前だった





紫乃はそれが気になって探し回っていた






そして行き当たったのが




織田作之助と仲の良かった太宰、か






俺は2人の話が終わるまで待った







「約束の1杯です



私は帰りますね」



紫乃が腰をあげると



太宰は紫乃を見た





「1つ、聞かせてくれないか?」




「なんでしょう?」









「中也をどう思っている?」







紫乃は少し驚いた





何故か自分が緊張してくる







「、、、そうですね、、、






妻の身でこの表現は
おかしいかもしれませんが





とても好きです




私は「愛してる」をしりませんが





もしかしたら





この気持ちが「愛してる」なのかも




知れませんね」






紫乃の返答に俺が面食らった






太宰をみると




太宰は得意げに笑っていた






俺がいることをしってあの質問を、、、!?








そして紫乃は



「失礼します」




と惚れ惚れするほど綺麗なお辞儀をした







そしてこっちに向かってくる







「中原幹部、、、?」






「、、、紫乃」






「どうしてここに?きゃ!?」

朝の日差しに→←早朝、初めまして



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あまね(プロフ) - かんけつ (11月6日 13時) (レス) @page28 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
Mela(プロフ) - keyさん» ありがとうございます! (2021年10月3日 23時) (レス) id: 60b96a4b29 (このIDを非表示/違反報告)
key - いつも楽しませてもらってます。 (2021年8月10日 10時) (レス) id: 007fbd0124 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Mela | 作成日時:2019年10月13日 21時

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