漆拾伍話 不明瞭 ページ44
棘side
その日の昼
俺は真希と共に高専を出た
伊地知さんによると低級の呪霊が悪さをしているらしい
「棘、浅葱が気になるのは分かる
でも今は任務に集中な」
「しゃけ、明太子」
真希の言葉に俺も頷く
「着きました」
昼のはずなのに薄暗い森
「この奥です
鎮守の杜と呼ばれるこの場所では人は寄り付きません
帳を下ろす必要はないでしょう」
終わった頃に来ます、と言い残して伊地知さんはその場をあとにする
「しゃ！いくか！！」
「しゃけ！」
数メートル歩くと俗に呼ばれる雑魚がウヨウヨといた
真希と共に分担して処理していくが
なかなか数が減らない
「こりゃ奥に親玉がいるな」
「すじこ」
「おう、頼んだ
雑魚は任せろ」
「明太子！」
真希に湧き続ける呪霊を任し、奥へと進む
かき分けて進んだ先に一回り大きい呪霊がいた
俺は息を吸い呪言を吐く準備をした
『待ってたよ、狗巻棘』
突然降ってきた声に身が硬直する
この声、、、
その声は呪霊から響いていた
間違うはずのない最近聞いた夏油傑の声
『私も打算的だった
元からお前を始末すればいいだけの事を
ただ始末するだけでは惜しい
どうせなら苦しんでもらわないと』
罠、だったのか
親玉の呪霊も雑魚の呪霊も、、、全て
『あの世で会おう、狗巻棘』
呪霊から飛んできた光る何か
俺は急いで呪言を唱えた
浅葱side
棘くんが高専を発ってからもう数時間がすぎた
お昼頃に出てから今はもう夕日が沈む時間になっている
「何かあったの、、、？」
私はいても立っても居られず部屋を出た
「きゃっ」
どんっと人にぶつかり小さく声を上げた
「す、すみま「御堂先輩！！！！」
慌てて謝ろうとすると急に声をかけられる
この声、、、伏黒くん？
私が顔を上げるとやはり伏黒くんがいた
「どうしたの？」
「今っ狗巻先輩が家入さんの元に運ばれて！！」
「、、、え」
さあっと頭から血の気が引いた
考えるよりも先に体が動いていた
私を追いながら伏黒くんが早口に言う
「外傷はかすり傷程度らしいです」
その言葉も耳に入らない
棘くん、棘くん
無事でいて
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わっぱみがき#上弦の弐#万世極楽教#絶賛教祖中 - ｳｪｯ待ってました呪われるの…まじ乙骨くんみたいなかんじの作品探してたけどやっぱりみつかんなくて、、、神杉です、、 (11月7日 9時) (
レス) @page9 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
里菜 - 合格おめでとうございます！ (2022年1月25日 13時) (レス) @page41 id: 49b3a0b82b (このIDを非表示/違反報告)
Mela(プロフ) - シーエル目つぶしさん» ありがとうございます(T＿T)やっと一安心出来ます！！映画見に行きたいですよね！！めっちゃ気になるっ！！更新頑張ります！！ (2022年1月3日 18時) (レス) id: 60b96a4b29 (このIDを非表示/違反報告)
シーエル目つぶし(プロフ) - 合格おめでとうございます！！！！！勉強もお疲れ様です！！(っ´∀`)っ🍵呪術廻戦0まだ見に行けてなくって！！！！早く行きたいですよね！！！！今年もよろしくお願いします！！更新無理せず頑張ってください💪('ω'💪) (2022年1月3日 0時) (レス) @page41 id: b91e4bc22a (このIDを非表示/違反報告)
Mela(プロフ) - いちごミルクさん» 嬉しいお言葉！！棘くんの言葉遣いを研究してこんな感じになりました！前世棘くんだったら嬉しいです笑そう言っていただけるとめっちゃ嬉しいです！ (2021年8月19日 23時) (レス) id: 60b96a4b29 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Mela | 作成日時：2021年6月27日 0時
