第52話 長い仮 ページ12
深瀬「どうしたのかな？なかじん達？」
彩織の目。
泣いていた。
でも、同時に怖かった。
あんなに怖い目はじめて見たかも。
あの後、彩織たちは廊下の方に出て行ったきりだし･･･。
A「たぶん、さっきのでだいぶ怒ってたもん、彩織。」
多分、怒っているんだろうなぁ〜、彩織。
深瀬「でさ、少し気になってたんだけど。」
A「何？」
深瀬「タイトル無くない？」
A「うん･･･。そうなんだよね。」
深瀬「思いつかなかったらさぁ、取りあえず仮タイトル付けてみれば？」
A「仮タイトルねぇ･･･。」
一応候補はある。
ただ、こいつを言ってしまったら私はしばらくニヤニヤしっぱなしだろう。
A「候補はあるんだ。」
深瀬「言ってみてよ。」
A「塚桜ゆっくんのニュースを見た後のインスピレーションで出来てしまったちょっとおかしな歌詞。」
深瀬side
さっきからAがずっとニヤニヤしている。
ものすごく可愛いのだが、もし、そのニヤニヤを治さないまま、なかじん達のところに言ったら間違いなく、彩織ちゃんは「失礼ね！」とか言って怒るだろう。
深瀬「塚桜ゆっくんってあのお笑い芸人の？」
A「うん、アノ人、私が唯一好きなお笑い芸人さんだったんだ。」
深瀬「でもね。」
A「慧君が言おうとしている事は大体分かる、あの人はこの世からいなくなった。」
Aの事情は分かっている。
笑いが、ほとんど無かったのだ。
Aのセカイには。
深瀬「寂しかったよな。」
A「あのさ、ここ学校だよ。」
深瀬「だからなんだ。」
A「抱くのはやめようか。」
ハッ。
気が付くと周りがこちらを冷たい目で見ていた。
男子「ケッ、リア充はいいよな。」
女子「みんなの慧君を奪う(人1)さんってどんな神経しているのかしら。」
そんな悪口が俺には聞こえてきた。
第53話 そりゃあそうだよ。→←い〜つもす〜みませんねぇ〜。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mk(プロフ) - だいぶ前なんですけどもう、復旧できないと判断しましたのでbegin of the world３を作りました。 (2014年3月20日 17時) (
レス) id: 57adcc258c (このIDを非表示/違反報告)
優奈(プロフ) - おもしろいです！頑張ってください♪ (2014年1月7日 21時) (レス) id: 894d1ae8bf (このIDを非表示/違反報告)
おもち - 頑張てください♪楽しみに待ってます♪ (2013年12月19日 18時) (レス) id: a7a9cef19a (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - いい歌詞です。とてもこいってかんじがします (2013年12月9日 18時) (レス) id: 873c23c93d (このIDを非表示/違反報告)
みそしる - おもしろいです(^o^)気長に更新待ってます！頑張ってください(^o^) (2013年11月2日 9時) (レス) id: a702320c1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ｍｋ | 作成日時：2013年9月8日 18時
