まもるべきもの。

story_6(your side) ページ6

突如現れた救世主。




『あ、は、はい！！！』






素早く会計や割り箸の用意を済ませる。



だが、手が震えて思うように動かずいつもより時間がかかってしまう。






そんな私を前に男2人はどうやらその救世主に悪絡みを始めたらしい。






私はこの短時間で起こった出来事に頭が混乱していて目の前で繰り広げられている会話が聞こえなかった。









…ﾊﾞｺﾝｯ









大きい音に驚き顔を上げると私を助けてくれた救世主が床に倒れている。






『きゃっ、、』









男1「や、やべぇよ…行こうぜ。」





男2人は事態が大きくなってしまったことに動揺し、店から出ていこうとした。









『ちょっと待ちなさいよ。』








男達にこのままやりたい放題やらせて帰らせる訳にはいかない。





私は掃除用具入れからほうきを取り出し




男達の目の前で振り払った。







『もう二度とここに来ないで！



また同じような事を繰り返すのであれば




警察に連絡します！！』









ちょっとキャラがイタかったかな？









ほうきを振り払ったことで狂気を感じたのか



男達は引きつった顔で店をそそくさと後にした。

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