story_25(your side) ページ26
交際は順調に進んでいた。
あくまでも私達らしく、今までと変わらない付き合い方をしていたのが居心地がよかった。
稜雅はあまり積極的ではないけれど、いつも私をさりげなく気遣ってくれる紳士的なところが好きだった。
高校を卒業して私は大学に、稜雅は進路を教えてくれないまま同棲を始めた。
喧嘩もなく、ただ楽しい生活だった。
稜雅の帰りがすごく遅い日がたまにあって心配はしたけど友達と遊びに行ってるのかななんてそこまでは気にしなかった。
もちろん幸せだったんだけど、
一緒に住んでて、そういうこともするのかなって思ってドキドキしてたけど全くないし、それどころかキスさえしたことがなかった。
その気になるかななんて考えてお風呂上がりに下着の上からビッグサイズのTシャツをブラ紐が見えるように着てみたりしたけど顔が赤くなって目が合わなくなって終わり。
これ以上自分から誘うようなことはあまりしたくはなくて、諦めた。
同棲を始めてその年のクリスマス、稜雅から思いも寄らないことを告げられた。
稜「A。別れよう。」
『え？(笑)』
稜「ごめん。もう、Aには会えない。」
『え、待って待って？どうして急に？上手くいってなかった訳じゃないよね？…飽きた？嫌いになった？私のこと。』
めんどくさい女だってことは私が一番よくわかってる。
"帰りも遅ければキスもしたことない"
これが私のねじを壊した引き金となった。
稜「っ！…ち、違う…」
『じゃあ何？好きな人でもできた？』
稜「いや…そうでもない。」
『じゃあ何なのよ！！！』
稜「本当に…ごめん。」
『……っさいてい！！！あんな告白しといて結局それ！？信じらんない…
……出てって。』
稜「A、違うんだ、俺はお『出てって！！！言い訳なんて聞きたくない。鍵は置いてって。もう戻って来ないで。』
稜雅は静かに鍵を置いて家を出ていった。
私は床に崩れ落ちて泣いた。
『…ｯｸﾞｽなんで…なんでよ…あんなに好きだって言ってくれたじゃんｯｳ…りょ、がぁ、、』
苦しかった。
私、本当に稜雅のこと好きだったんだな…
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かいら(プロフ) - はーーーーーい 楽しみに待ってますっ (2018年5月9日 22時) (
レス) id: f9d0a6bd90 (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - かいらさん» そんなことおっしゃって頂けて本当に嬉しいです…！！！外出中でしたが思いっきりニヤけてしまいました(汗)頑張って更新致しますので気長に待っていて頂けると嬉しいです(*^^*) (2018年5月9日 22時) (レス) id: 20b91bff00 (このIDを非表示/違反報告)
かいら(プロフ) - リョウガーーーー大好き！すごい面白かったです！更新待ってます！ (2018年5月8日 16時) (レス) id: f9d0a6bd90 (このIDを非表示/違反報告)
いのり(プロフ) - ネオンガールさん» 大丈夫ですよ◎ (2017年11月16日 23時) (レス) id: 20b91bff00 (このIDを非表示/違反報告)
ネオンガール(プロフ) - いのりさん» それなです笑お疲れ様です〜(^^)/あの、いのりさん、ボード行ってもいいですか？ (2017年11月16日 21時) (レス) id: 83838dd1ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのり | 作成日時：2017年11月12日 12時
