#034 ページ36
辰哉side
結構おっきめの観覧車に
俺のわがままでAと一緒に乗ったんだけど
『ねえ!揺れてる!!動かないでぇ』
まさかの高いとこが苦手だったみたいで
怖がってるAがまたかわいくてしょうがない。
「A〜、もうちょいでてっぺんだぞ」
『うん。きれいだね』
「俺、ベタなことしてもいい?笑」
『ん??なに??』
チュッ
『わっ!辰哉くん!!』
「ごめん、我慢できなかった笑」
『びっくりしたよぉ』
Aの初めてのキスは観覧車のてっぺん。
てっぺんでキスしたら永遠に結ばれるっていうし?笑
かわいくてかわいくてどうしても我慢できなかった
それから観覧車を降りて
そそくさと駐車場に戻って。
また、きれいな夜景を見ながらAの家に向かう
「A、ついたよ?」
『あ、寝ちゃってた。ごめん』
『辰哉くん。』
「ん?」
『連れてってくれてありがとね』
「どういたしまして!笑」
『あのさ、目、閉じて?』
「はい」
チュッ
『じゃ、じゃあね!気をつけて』
え、え、俺いまAにちゅーされた?
もう、またかわいい事された。
楽しかったし、嬉しすぎるし
明日の仕事頑張れちゃうな
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作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時