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#002 ページ3
辰哉side
ピンポンピンポン
ドアが閉まります。
プシュー
あ、どこも空いてないや
頑張って立ってるか。
『あのー、座りますか??』
「え?」
『足、怪我してますよね?』
「あ、ありがとうございます」
『いえいえ、お大事になさってください』
すごいドキドキした。
まさか譲ってくれると思わなくて
なんだろうこの気持ち。
東京でもあんなに優しい人いるんだ←
次は○○駅です。
お出口は右側...
あ、降りてっちゃう。
「あのっ!!」
『はい?』
「ほんとにありがとうございました」
『ふふっ。はい!はやく治りますように笑』
「あり、が、とう」
なにあの笑顔
なにあの優しさ
もう1回会いたい。
次の駅が俺の最寄りだから
もしあの子が最寄りで降りたなら
ひと駅分か、、
また会えるかな
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作者名:ほくほくぽてと | 作成日時:2020年5月14日 14時