【ヒプマイ】ラッパー達と声のない少女のお話

営業スマイル ページ34

＝銃兎side＝

ーー日曜日ーー

結局左馬刻に押し切られ、俺と左馬刻、Aの3人で会うことになった。

にしてもだ。何だこのメンバーは。
せめて理鶯が居れば、場も和むが…そもそもAは中学生だったよな？俺と左馬刻で連れ回したら犯罪………今更か。
まぁ、取り敢えず、今日はAとの距離が少しでも詰められれば良いか。

左馬刻「よぉ、銃兎」

『こんにちは』

いつもより口調の柔らかい左馬刻と、その後ろに隠れるようにしながら、スマホの画面を見せてくるA。
A、完全に警戒してるな…。

まぁ、一先ず、自分でも引くくらいの営業スマイルで対応すれば、問題は無いだろう。

銃兎「こんにちは、Aさん(ニコッ)」

左馬刻「俺様は…？」

『先日はお世話になりました』

銃兎「いえいえ、元気そうで何よりですよ(ﾆｺﾆｺ)」

A…まだ警戒してるな。何故ヤクザが平気で警官が駄目なのか…。

銃兎「では、揃ったことですし、そろそろ行きましょうか。」

パンケーキ→←トラブル製造機

ラッキーパーソン(？)

神宮寺寂雷に似てる人

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す