伊野尾担のメイクさん【JUMP】

▽バカは風邪ひきません！ ページ16

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慧side



あ「え、なんですかそれ！！」


慧「んあ？なんか体熱いから飲んでる。」


光「それ1000円したんでしょ(笑)」


薮「それならアイス買った方が体冷えていいんじゃね？」



ごたごた言ってるやぶひか。


今日朝起きてからなぜか体がぽかぽかしててずっと机に俯せていた。


けど、仕事あるしなんとか現場に来てはいるけど。



あ「大丈夫ですか？」



心配そうに俺の髪の毛をセットするA。


でもなんかぶつぶつ言ってる。



”髪型が気に食わない”とか。



慧「気に食わないとか言うけど俺、Aがセットする髪型好きだよ」


涼「…ﾋﾟｸｯ」



あ、山田が反応した。



あ「違うんですよ！私は自分のセットが気に食わないんじゃなくて伊野尾くんの髪型自体が気に食わないんですっ！！！！！」



え。俺の髪型自体？！
その瞬間、楽屋が一気に爆笑の渦に巻かれた。


大「え、待ってやば(笑)Aちゃん最高に面白いんだけど」


薮「うけるっ(笑)！！伊野尾の髪型自体って。笑わせないでよ！」


高「伊野尾くん(笑)腹いてーよ！」



ええいっ、うるせーやい。



光「いのちゃん、髪の毛切れば？(笑)」


涼「よお、伊野尾！俺がいい美容院紹介しようか？(笑)」


慧「うるせーーー！！！！」



びっくりした者も入れば、腹抱えて笑っている者もいる。


山田なんて特に腹抱えてる。



むかつく。



慧「おい、A。お前のせいだぞ」


あ「だって。本当だもん」



ん、なんかタメ語になってて可愛いな。



慧「まぁ、いいや。とりあえずさ、風邪、流行ってるし気を付けてな？」


あ「大丈夫です！この間引いちゃいましたし、バカは風邪ひきませんから！！！」



そうですか。


それならよかったです。


今日のAも相変わらず可愛いです。



慧「さ、頑張るか。」


あ「髪の毛切ってきてね！」



お前の言うことなんて聞いてやんねーんだからな。



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