甘酸っぱい ymin ページ2
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in.s
(ノンリアル) (高校生) (微裏)
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「だから、だめだってば … っ」
いくら抵抗しても自分の意志を押し通そうとめげない恋人のやまだ。
『夜のプールってよくね?』
そう言って俺の手を取り気がつけば目の前は水の入ったプールだった。
やまだが水着だけは持ってきてたから、もう抵抗なんかやめて、それに着替えて静かに着水すると少し身震いした。今日は風がでてて、寒かったから。
そんな中でも暑がりなやまだはテンションアゲアゲで、呆れるしかない。
「伊野尾ちゃんも、こっちこっち!」
「もうちょっと静かにして!」
ばかなのかこいつは。
絶対バレる、………… もう知らないっ、
バレたらやまだのせいにしてやる。『勝手に連れてこられました』って号泣してやる…
そんなことを考えていると不意に引っ張られる腕。
やまだの力は凄まじいから、耐えるなんて不可能で。
倒れた先はやまだの胸だった。
「ふふ、つかまえた」
「や、まだ、」
「せっかくなんだから、イチャイチャしようよ。
夜だし人いねえし、し放題だよ?」
それもそうか、なんて思い始めた俺はもうこいつに洗脳されてしまったのか。
でも、キラキラ笑うやまだが可愛く思えて、もうこいつには勝てないなって思ったからやまだの筋肉質なせなかに腕を回して抱きしめた。
騒ぐのはだめだけど、イチャイチャするぐらい、大丈夫………だよね?
「静かにしてよ、?」
「んー、多分?」
「信用ならないなぁ………」
「まぁ、さ、」
「…… んっ、ちょ、やまだ、っ!」
「伊野尾ちゃんが声出さなければ大丈夫かも」
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なすも(プロフ) - きゅうり。さん» いえ!ほんとですか(T_T)沢山書いていこうと思うので今後ともよろしくお願いします^^ (2019年8月7日 23時) (レス) id: 457ac5cab4 (このIDを非表示/違反報告)
きゅうり。(プロフ) - 移行おめでとうございます。伊野尾ちゃん受けは私の大好物なので書き続けてくださって嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月4日 10時) (レス) id: 9dc82746ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なすも | 作成日時:2019年8月4日 9時