あの日のやくそく ymin ページ2
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in.s
(ノンリアル)(微裏)
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やまちゃんはまだ、覚えてる?
俺はまだ、覚えてるよ、
あの日の約束を。
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「やーまちゃん!」
「うわっ、なにいのおちゃん、」
「そんなあからさまに引かなくてもよくね?」
待ち合わせ場所にいた彼に後ろから抱きつけば、言ってることとは反対に嬉しそうな反応をするやまちゃん。
そういうとこ、全然変わってないね。
「久しぶりに会ったのに酷いな〜。」
「ごめんね?笑
久しぶり、いのおちゃん。」
「久しぶりだね、やまちゃん。」
「5年ぶりぐらい… ?」
「ん、今日でちょーど5年ぶり!」
会いたかったよ〜 !なんて素直に伝えると小声だけど、俺もだよ。なんて顔を真っ赤にしながら呟く彼。
高校を卒業してお互い違う大学に入学して ………
気がつけばやまちゃんと離れて5年、毎日一緒にいたあの頃が懐かしいなぁ。
「んじゃ、行こっか。」
今日は久しぶりにやまちゃんと予定を合わせてご飯に誘った。
やまちゃんも俺も、もう普通に就職してるからなかなか合わないんだけど、今日は奇跡的に休日が重なった。
やまちゃんにお店は任したから少しどきどき。
普段、どんなとこ行くんだろ?
「着いた、ここだよ、っ」
「……… すっげぇオシャレじゃん。」
カフェなんだけど他とは何か少し違う感じ、
どこが違うかなんてそんなの知らない。
とにかく洒落てる。
「俺の行きつけだよ」
「まじか、俺なんて最近居酒屋ばっかだわ、」
「あはは、なんか変わんないね伊野尾ちゃん。」
なんて笑いながら俺を馬鹿にしてるのか褒めてるのか ………
それより、やまちゃんの笑顔も全然変わってないねって言ってやりたい。
目尻がくしゃっってなって黒目が見えなくなるぐらい俺の話で笑ってくれるの、多分やまちゃんだけだよ。
「何頼もっか?」
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なすも(プロフ) - shootingstarhapさん» ほんとですか!嬉しいです!これからもどうぞよろしくお願いします^^ (2019年6月15日 21時) (レス) id: 457ac5cab4 (このIDを非表示/違反報告)
shootingstarhap(プロフ) - やまいのさんもいのやまさんもどちらのお話しも好きです(^^)キュンとしました(^-^) (2019年6月15日 0時) (レス) id: 29c1b2b83b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なすも | 作成日時:2019年6月9日 14時