青のきみ : ×in

知らない見たことない arin ページ10

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in.s

(先生×生徒)(有 岡さん少しオス)


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「いのちゃんって俺の事好きだよね。」

「 ……………はぁ？」




バカかこいつ、いやこの人。

大ちゃんは俺の担任で科目は数学。それ以上の関わりは一切なし。



とりあえず、何の根拠を持ってそんなこと言えたの？




そりゃ、多分いちばん大ちゃんと話してる生徒は俺かもしれない。俺は一応ガリ勉野郎だから分かんないとこあったら絶対聞いて帰りたい主義で、ほぼ毎日放課後大ちゃんと勉強してるからね。




でも、それだけでしょ？



どういう勘違いしてるの？大ちゃん。




「もしかして、違った？」

「うん、ぜんっぜん違う。大ちゃん自意識過剰すぎるんじゃないの？」

「、は？ガキ のくせにうるせ、」




ちょっと低くなった声にビクッとした。
俺、間違ったこと言った？もう、意味わかんないよ。




「じゃあ、」

「…っ、なに、」

「好きにさせてあげるよ、俺のこと。」

「ひ、っ、やめて … っ」




急に舌を出して唇を舐めると俺のおでこにキスをして、直接唇にキスをした。



何考えてんのこのバカ教師 …… っ




「ふっ、ん…ぅ、」

「ん、」




度々聞こえる俺の声が自分の声じゃないみたいに耳に響く。


俺の声ってこんな気持ち悪かったっけ？




「感じてんじゃないの、？」

「んんっ、やぁ …」




ほんと、ここ一応放課後だけどあなたの職場ですけど？これ見つかったら先生どうするわけ？！




「だいちゃ、急にどうしたの、っ」

「今からいのちゃんの心奪おうと思って。」

「何言って、」

「いいから一回黙ってよ」

素直に感じとけ。




再びキスをされ舌を絡ませられる。



こんなキス、知らない。








こんな大ちゃん、知らない。

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