Poison 14 ページ14
伊野尾side
坂「お！？
あ、オレのケータイ…っ」
坂「おまえ…たしかあの男の」
あの男の何だろ
坂「かえせ…っ」
返すわけないじゃん？
掴みかかってきそうだったから、その間にスマホを地面に落として、
『バキッ』
って、踏んだ。まぁ余裕で壊れるくらいには。
坂「あーーっっ！
てめぇ何しやがるっ！パパに買ってもらったばっかりなのにっっ」
坂井がワーワー耳障りな声で喚いてるから、
胸ぐらを掴んで壁にドンって音がするくらい押し付けた。
坂「！？」
胸ぐらを掴む手の力を強める。
坂「く…っ」
伊「これ、分かる？」
俺はそう言って、坂井がケツ出しながら気絶してる、恥ずかしい画像を俺のスマホで見せた。
変な体勢にもなってるし、これをばらまいたら
一生道を堂々と歩けねぇだろうなぁ笑
少なくとも高校にいる間は。
坂「……！？それは…っっ」
おもしれぇなぁ。予想通りの反応。
伊「これをバラまかれててめぇの人生終わらせたくなかったら二度と俺の涼介に近づくな。 分かったか。」
押し付けて腰が抜けそうになってるから俺の方が見下ろすようになってる。睨みをきかせてる上に低い声でこんなこと言われたら相当怖いだろうな〜。いつもの慧ちゃんじゃねぇし。
そんな状況と脅しの相乗効果もあってか、坂井は目が点になるくらいびっくりして、こくこく頷いてる。
まぁ、分かったみたいだし、涼介待たせてるからこの辺で終わり。
どんっ、と、突き放すと、坂井に聞かれた。
坂「…な、なんなんだよおまえはよ…っ」
・
・
・
・
伊「『ひとりじゃなんもできねぇ
かわいいけいくん』だよ」
少し含み笑いをしながらその場を去った。
…切り替えないと！
伊「涼ちゃ〜ん！おまたせぇ！」
山「お！ちょっと遅かったね！大丈夫？」
伊「うん！アイス♪アイス〜♪」
まだまだ、涼介は俺と一緒にいねぇとな。
この先も、だけど。
第１話〜fin〜
続く (更新停止中)
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有伊乃浬 - ありちね神さん» ありがとうございます！私も少しニヤけながら書いてしまう時があります笑 更新頑張ります！ (2017年3月31日 10時) (
レス) id: 7e97f11355 (このIDを非表示/違反報告)
ありちね神 - 王子様には毒があるの漫画持ってるんで、それ見ながら、この小説読むと、めっちゃにやけちゃいます!更新楽しみにしています！！！ (2017年3月31日 1時) (レス) id: 7bb1236336 (このIDを非表示/違反報告)
有伊乃浬 - 白米王子小悪魔王子さん» ありがとうございます！ (2017年3月29日 13時) (レス) id: 7e97f11355 (このIDを非表示/違反報告)
白米王子小悪魔王子 - はいがんばって下さい~!いつまでもおおえんしますよ~! (2017年3月29日 9時) (レス) id: 7fe62378d7 (このIDを非表示/違反報告)
有伊乃浬 - 白米王子小悪魔王子さん» ありがとうございます！同時進行、ネタを浮かばせて頑張ります！ (2017年3月28日 11時) (レス) id: 7e97f11355 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：有伊乃浬 | 作成日時：2017年3月25日 20時
