変わり者同盟 （ ym×in♀）

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ym side









＿＿＿＿

｢おはよー、｣







教室の扉を開けながらそう言うと
四方から、おはようの嵐。
そして、机の上にはまた誰かからのラブレター






｢はぁ、これ誰のー？｣

｢しらねー、てかお前やべーな。｣

｢でも得体知れないじゃん？あげる。｣








机に行って友達とそんな話をしてたら
はぁ〜とため息をつかれた。
なんでだ？悪いことした？







｢あんな、涼介。お前の気持ちもよーーく分かる。
が、手紙は読んでやろうぜ？｣

｢やだよぉ……俺付き合う気ないし？｣

｢はぁ〜〜｣






まーたため息つかれた。









そのため息と同時に教室の扉が開いて
カバンに今日もきのこのキーホルダーをつけた
女の子が入ってきた。









｢おはよ、いのおさん。｣

｢うん、山田くん。おはよう。｣









彼女が席につくと
本日３回目となるため息が降ってきた。
友達の顔を見るとすごい呆れ顔だ。






｢いのおには挨拶するのに手紙は読まないのねお前、｣

｢？挨拶って大事じゃん？？｣

｢……涼介くんは純粋でちゅね〜｣









なんか、赤ちゃん扱いされた。
ムカついた。






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