【鬼滅の刃】裏切り者の虚無柱。

拾参ノ型 ページ24

A目線







『なぁんて事があったんだ〜』






炭善伊之「…」







私がなぜ今あのような噂を流されているか話し合えてみれば3人が悲しそうな顔をしてるではないか。伊之助君はなんかオーラが((






『どうして君たちがそんな悲しそうな顔するの？』






シンプルにわからなかった。この子達とは会うのが今日が初めて。なんなら数分前だ。






竈「そりゃしますよ…！！頼れる人がお館様しかいなかったんですから…」






善「すごいですねAさん…俺だったら鬼殺隊辞めてると思うから…」






伊之「お前やっぱ強ぇ」






同情されるのは好きじゃない。本当は私のことを嘲笑っているのではないだろうか。可哀想な子。と思われたくないのだ。

　





でも今は悪い気がしない。







もう竈門君に至っては泣いているではないか。






私は君にとってあかの他人なのに。






『ありがとう、けどもう慣れたんだ。もう否定する事を辞めたの。どうせ信じてくれないから。どうでもよくなっちゃった。』






伊之「そんなことしたらあの女の子思うツボだぜ！！」






竈「そうですよ、なんなら俺たちが証明してみせます！！」









『無理だよ。』









あぁ。この子達は本当に心が綺麗だ。







善「…っでも俺たち五感のどれかが鋭いからそれを説明すれば！！」






『私が洗脳したとかなんとか言われて丸め込まれちゃうだけかな〜』







竈「そんなっ…」






『…もういいんだ。私は話したから。否定したから。それをちゃんと聞かず考える事を放棄して私を否定した。私ね。




嫌いなんだよ。愛華の事も。他の柱の事も。





もちろんね。他の柱が悪くないことくらいわかるよ。けどさ、もうちょっと私の言ってることにも耳を傾けてくれてもいいんじゃなかったのかなって。





もしもね？愛華の事が全部バレて他の柱が私に謝ってきたとしても絶対許せない。








絶対許さない。









私は君たちみたいに心が綺麗な人間じゃないからさっ







もういいんだ。全部どうでもいい。』







竈「そう…ですか。」






『あぁ、他の柱の人たちに私の事を信じてるって言っちゃダメだよ。』





善「…っなんで…？」






『私出来るだけ他の柱と関わりたくないからさー。
めんどくさいんだ。』




嘘だ。本当は私の事を信じてる事がバレたら愛華がこの子達になにをしでかすかわかったもんじゃない。

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