【鬼滅の刃】裏切り者の虚無柱。

過去編思ったより長かった ページ19

A目線






『…そりゃ誰もいねぇわな』






誰よりも早く柱合会議の場所へつき他の柱たちがつくのも待っていた。







しばらくしてぞくぞくと柱達が入ってくる。
心なしかみんなが私を睨んでる気がする。






　


嘘でしょ…気のせいだよね。








煉「A！！…"とうとう" 愛華に手を出したらしいな！そろそろ謝ったらどうなんだ！！」







は？煉獄さん、私が本当に愛華を斬りつけたと思ってるの、？

いや、それより







『とうとうってどういう事、？』






宇「前々から愛華に相談されてたんだよ、お前に任務を押し付けられるだの悪口を言われるだの。んでとうとう地味に手を出したか。」








　




　






　 や ら れ た 。








　




　





いや、今なにも考えるな、弁解しろ、否定するんだ。







『やってない！！私なにもやってないから！！』





悲「あぁ…なんと可愛そうな子だ…自分の欲望のために他人を傷つけるとは…南無阿弥陀仏…」





『違う！！私は傷つけてない！！悪口も言ってない！！』






伊「貴様それしか言えないのか。お前の刀が血で染まっていたそうじゃないか。 それが何よりの証拠だろう。それに悪口の件も今回の事と重ねたら辻褄が合うではないか。」





『違うってば！！愛華は私の刀で自分を斬り付けたの！！！』






甘「でも…斬り付けられていたのって背中よね…自分では無理なんじゃ…」






伊「甘露寺の言うとうりではないか。大人しく謝ったらどうなんだ。いや謝って済む問題ではない。立派な隊律違反だﾈﾁﾈﾁ」






『愛華は私の刀を両手でうしろに回してから下へ下ろすように斬っていた！！本当に私やってない！！』





冨岡さんと時透くんはこちらを見ているだけでなにも言ってこない。





そんなやりとりをやってるとしのぶさんと愛華がやってきた。私は思わず思いっきり殺意を向けて刀に手をかけてしまった。それが原因だろう。その瞬間冨岡さんと不死川さんに取り押さえられた。地面にうつ伏せになるような形で押さえつけられているため、うまく力が入らない。






あぁ。なんで私は予想できなかったのだろうか。最近みんなが愛華といるようになったのは愛華が私のありもしない悪口を言っていたから。少し頭を働かせれば予想できたではないか。

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