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今日も薮に会えるってだけで嬉しくて、別に急がなくてもいいのに楽屋に集合時間の一時間前についてしまって、することがなくて適当に動画を見ていると音を立てて開いた扉。俺と同じように早起きをしてしまった人がメンバー内にいるのかと思いそれが誰なのか確認するために扉に視線をむける
伊「え、やぶ？」
薮「あ、おはよう」
いつも集合時間ギリギリにくる薮がこんな早い時間にくるなんて想像もつかなくて、でも不意に訪れた二人きりの時間に早起きも悪くないかも、と思える
伊「珍しいね？」
薮「伊野尾こそ珍しいね」
伊「え？俺はいつだって一時間前行動する人間でしょうよ」
薮「まじ？それは初耳」
俺の適当な発言に突っ込むこともなくただ乗っかる薮。ただ本当にいつも通り会話をしているだけなのに薮の笑顔に違和感を感じてしまう
ぎこちないというか、固いというか、
伊「なんかあった？」
薮「え？いや特に、
それよりさ、今日いま話題の天気の映画見てくるんだけどさ、」
やっぱり怪しい、
そういえば昨日、�睫擇箸竿唸圓�って言ってたっけ、そのことを思い出してライバルだからこそなのか�睫擇竜せ�ちを知っているからこそ感じる焦りはぐんぐんと加速していく
もし�睫擇�告白していたら、手を出していたら、もしそれを薮が拒否していたらきっと今の空元気の理由になる
薮「…伊野尾？どうかした？」
突然黙りこくってしまった俺を不思議に思ったのかそう聞いてきた薮の目は心なしか泣いた後のように赤くなっている気がする
伊「ねえ、昨日�睫擇箸覆鵑�あった？」
もしや、と思い具体的に名前をあげてみるとわかりやすく反応を示してくれて、ああやっぱりか、と不安になる
伊「俺でよければ話聞くよ？」
薮「…相談する前の前置きなんだけど、引かないで聞いてほしい」
真剣な眼差しでそう言ってきた薮に、鼓動が高鳴った
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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます！自分もセロリさんの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (2019年8月26日 19時) (
レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください！ (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空の青さ | 作成日時：2019年7月9日 2時
