15 ページ15
山田さんおはようございます!と声をかけてくれるマネージャーに返事をして、乗り込んだバス
何があったのか、薮ちゃんと二人で話している知念となぜだか少しテンションの低い伊野ちゃんたち
何があったか何てこの恋心をかざせば簡単にわかってしまって、ああやっぱりかなんて現実に落胆しながらも空いていた席に腰を下ろしておはよう、と一言
気づいていた気がしていたけれど気づきたくなかった事実と、潜んでいたはずの嫉妬心が膨らんでく
みんな、薮ちゃんが好き。
簡単に捉えればただの仲良しグループにだなくらいにしか取れないその言葉も意味をその言葉に含まれた真の意味をしってしまえば、軽く笑って流せる言葉じゃなくなる
それと同時に、今の状況を見ればこの中で誰が一番主役に近いのかなんていとも簡単にわかってしまう
今はまだこのバスにいない裕翔もきっとライバルで、この光景を見て落胆する中の一人。
昔、恋は耐えられるものだって聞いたことがある
もしそうならこんな恋を与えないでほしい
今すぐにでも、諦めさせてほしい
薮「あ、そういえば涼介、ドラマ見たよ!」
山「え、ほんと?」
薮「涼介めっちゃ可愛かった」
山「何言ってんの」
そう笑えば、ほんとのことだ、なんて笑ってくれる
諦めたいはずなのに、また好きになる
好きになってしまう。
64人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます!自分もセロリさんの作品が大好きです!更新頑張ってください! (2019年8月26日 19時) (レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください! (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:青空の青さ | 作成日時:2019年7月9日 2時