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いつからか目指していた場所よりはるかにすごい場所に立ってて、もう今更後戻りができない場所まで来てて
この場所を目指していたはずなのに時々過去に縋りたくなる
好きな人に好きだって冗談でもいえたあの頃に戻りたい
いつのまにプライドなんてものを身につけて、好きの2文字すら冗談でも言えなくなったのか
自分が変わってしまった瞬間や理由が分からなくて、でも分からないからこそこのずっと隠してきた気持ちにも蓋をできるって思ってた
でもそんなこと無くて、会うたびに好きなところを見つけてしまう
薮ちゃんの方が経験だって積んでるし後から入ってきた俺なんかが絶対エースなんて言葉をいつからか背負う事になってきっと悔しかったはずなのにそんな事一言も言わないで俺のことをいつも気にかけてくれる
そんな優しさが嬉しくて、悲しくて、
いつからか薮ちゃんのことばかりを目で追うようになっていた
本当に些細なことだったり小さなことなのにそれに気づいていつも誰かを救ってる
好きだと伝えたら、困るだろうか
恋なんてものがこんなに辛くて苦しいなら、いっそ早く振られてしまいたい
そんなことを思う反面、薮ちゃんが俺の方を見るたびにもしかしたらなんて考えてしまう
そんな自分が、好きじゃない。
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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます！自分もセロリさんの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (2019年8月26日 19時) (
レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください！ (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空の青さ | 作成日時：2019年7月9日 2時
