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慌てて楽屋に入ると、当然のごとくみんなの視線が俺だけに集まってしまって言葉を探す
山「なんでそんな急いでたの？」
有「なんかいい曲かけそうだったから慌てて帰ってきたんだけど忘れちゃった」
光「なんだそれ」
俺だから通じる冗談、みんなの中で出来上がった有岡大貴になりきればみんなも笑ってくれて、嘘だってほんとみたいに進化してくれる
それが俺だし、みんなの中の俺がそういう人間であってくれるってことも嬉しいけどそれが少し苦しかったりもする
そんな事を思いながら薮ちゃんに視線を移す
朝感じた違和感はまだ消えていなくて、なんでだろうと頭を悩ませながら近くにあった椅子に腰を下ろすと携帯を見ていた薮ちゃんが突然立ち上がって、楽屋を出て行った。
伊「単刀直入に聞くけどさ、みんなって薮のこと好き？」
そんな背中を見つめていると、いのちゃんが突然立ち上がってそういった
突然のことに驚いて、当たり前じゃんと返す
伊「そうじゃなくて、
恋愛的な意味で」
いのちゃんがそういった途端、みんなの動きが綺麗に止まってなんで？なんて聞き出す
俺も好きだから、と言った伊野ちゃんに反発するように俺もと言ったのは山田でそれに続いて全員が俺も、と言い出す
光「…みんなが言ってるから、とかじゃなくて全員本気？」
山「あたりまえじゃん、」
山田がそう言って、辺りが静まり返る
知「…こんなに好きになったの初めてだから、僕は負けないよ」
裕「そんなの俺だってそうだよ、」
なんとなく気まずくて、
こんな空気になったのは初めてでなんとかしなきゃって思うのに俺も負けたくない、なんて気持ちが溢れてしまって何も言えずに俯いた
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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます！自分もセロリさんの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (2019年8月26日 19時) (
レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください！ (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空の青さ | 作成日時：2019年7月9日 2時
