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初めてあったあの日。
初めて名前を知った日。
初めて笑顔を見せてくれた日
初めて一緒に泣いた日
どの初めても、薮とのことだから覚えてる
正直な話、占いなんてそんなに信じてなかった
だって科学的根拠何もないから
でも今は少し信じてみてもいいかもって思う
とある番組で占いに行ったとき、言われたこと
運命の人はすぐ近くにいる
その言葉を聞いた時、なぜだか胸が高鳴った
もしかしたら薮なんじゃないかって、好きな人だから期待せずにはいられなかった
いつ恋をしたかなんてわからない
気づいたら好きになっていた
普通じゃないことなんてわかってた
でも好きになってしまったならとことん好きでいたいって思った
なんてことをマネージャーからの連絡を待っている間に考えていた
思い浮かべるだけでドキドキしちゃって、ひかるって名前を呼んでもらうたびに嬉しくなる
いつだって、薮のことを考えている時はなぜか時間が止まっているように感じてしまう
「そろそろ着きます」
マネージャーからのその連絡は同時に薮ともうすぐ会えるということを知らせてくれた
薮に会えるまで、あと少し。
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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます!自分もセロリさんの作品が大好きです!更新頑張ってください! (2019年8月26日 19時) (レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください! (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空の青さ | 作成日時:2019年7月9日 2時