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待ち望んだ迎えの車が到着して、俺が車に乗り込むのは何番目かと胸を高鳴らせる
もし一番なら、もし薮ちゃんの次なら、
薮ちゃんの隣に座る自分を思い浮かべて、思わず口角が上がってしまう
おはようございます、と挨拶をして車に乗り込むと薮ちゃんの周りにはもうBestメンバーが集結していて心の中で大きくため息
それでも、と空いてる席の中でも一番近い薮ちゃんの後ろの席に腰を下ろしておはよう！と声をかけると案の定振り向いてくれたみんながおはようと返してすぐに視線を薮ちゃんに戻した伊野ちゃんと薮ちゃんの席より前に座っているのにわざわざ後ろを向いて薮ちゃんと話をしている姿になんとなく違和感を覚える
薄々感じていながらも気づかないふりをしてたこと
みんなも薮ちゃんが好き
そんな嘘であってほしい違和感はどうやら本当のようで、またひとつ心の中にため息を落とす
薮「大ちゃん今日元気ない？
大丈夫？」
そんな事を考えているといつの間にか暗い表情になっていたみたいでそう聞いてくれた薮ちゃんを、また改めて好きになってしまう
有「めっちゃ元気！」
心配そうな表情の薮ちゃんにそうかえせばならよかった！と微笑んでくれる
そんな薮ちゃんの笑顔にまた胸を高鳴らせているとバスが停止して圭人が乗り込んでくる
薮ちゃんの隣の席を見て、少し落ち込んだ表情を見せた圭人も薮ちゃんのことが好きだったりするのだろうか。
そして多分、みんなの気持ちにまだ気づいていない薮ちゃんは誰を想っているのだろう
普通に女の子かな、
俺だったりしないかな、
俺だったらいいな、なんて、
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青空の青さ(プロフ) - セロリさん» コメントありがとうございます！自分もセロリさんの作品が大好きです！更新頑張ってください！ (2019年8月26日 19時) (
レス) id: bb7f50e238 (このIDを非表示/違反報告)
セロリ(プロフ) - この作品好きなので更新頑張ってください！ (2019年8月26日 0時) (レス) id: ace282198d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青空の青さ | 作成日時：2019年7月9日 2時
