むかしのはなし ページ9
照SIDE
Aがついに母さんと父さんのことを聞いてくるようになった。
まぁ、高校生組は気になるわな。
でも、あんまり、話したくない。たぶんもう少ししたら帰ってくるから。
母さんと父さん。
そこで警戒しないで欲しいんだよなぁ、、、
今日は昔の話をしよう！←誰ｗｗ
俺たちは高校生組を除く、俺、辰也、亮平、康二、大介、涼太の６人で過ごしてた。
みんな仲良しだったし、支えあって兄弟仲良く生きてた。
でも、親が問題だった。
母さんはラウンジのままをしてて、夜遅くに出て、朝方帰ってくるというすれ違いの生活だった。
タバコはめっちゃ吸うし、お酒もめっちゃ飲むし、
でも父は、有名な弁護士だった。
テレビにも出てるような。
そんな息子たちが、ぐれたりしたら、大問題だ。
だから、その英才教育？みたいなのを受けさせられた。
亮平はついていけてた。だから、父さんに可愛がってもらってた。
でもそのほかの人はというと、そんなに出来は良くなかった。
テストでも、そんなに上位はいかなかったし、英語だってなんちゃわからない。
暴力を振るわれたり、怒鳴られたりするのなんて日常茶飯事。
母さんは、帰ってこないからたぶん、知らなかったんじゃないかな。
でもすっごく嫌だった。
できていた、亮平もすごく気まずそうだった。
だから、一回だけ、あいつがわざとテストで２０点とって俺らと一緒に怒られたこともある。
そんぐらいあいつも嫌だったんだろう。
そして、俺、辰也は１０歳、亮平、涼太９歳、康二、大介３歳のとき、
弟３人と妹１人が生まれてきた。
でもそれが大問題だった。
それは、父さんではなく、母さんの店の常連さんとの子だったから。
有名な弁護士の妻が不倫なんて世間に知られたら、大ごとだと父は騒いだ。
だから、この子たちは家では、育てないと、
俺は、おかしいと思った。
だから、父にどうするの？？！！ってとっさに聞いてた。
父はこう言った。
「捨てるんだよ。」
って。
信じられないと思った。
時数の関係で次に続きます！
重い話になってすみません、、、
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作者名：白米 | 作成日時：2020年3月23日 11時
