教師との恋って…反則ですか？【橙】

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Aside

あぁ…学校行きたくない…

あの担任だ。何をしてくるかわからない…

てか遅刻する…

　『急げぇぇ！行ってきます！』

髪は下ろしたままにしとく。

やばいやばい…間に合うか…？

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ…

　『あ…終わった…遅刻だ…』

私は、もう遅刻が確定したので、のんびり教室に行く。

ｶﾞﾗｶﾞﾗ

　『…おはよーございます』

ジ「はい、遅刻。新井あんた学級委員やろ…w何遅刻してんねん」

今笑ったろ…

　『すみません』

ジ「まぁ…ええよ、座れ」

お…優しいぞ…？

　『はーい』

私が2年の時とか、遅刻したらめっちゃ怒られたからね…？

はぁ…お腹空いた…今日ちゃんと起きれば良かったぁ…

早くお昼になんないかなぁ…

今日は最悪だ。


お昼ー

まじで腹減ったんだけど…

売店で買いに行こ…

…金持ってないんだけど…

やば…最悪じゃん…

私はとりあえず、中庭のベンチに座る。

ﾐｼｯ

誰かが隣に座ってきた。

　『痛っ…』

頭叩くな…

ジ「お昼食わないん？」

　『あ…先生、私は食べません、お金が無いので』

ジ「朝も食って無いやろ…」

　『なんでわかったんですか？』

ジ「そりゃあ…分かるやろ」

分かるんかい…

　『まぁ、私は教室に戻るので』

ジ「あ、じゃあこれ」

渡されたのは、いちごのパン。

　『何ですか…？これ』

ジ「食べな、午後保健の授業あるんやから」

いや自分が担当の授業だからって…

　『ありがとうございます』

ジ「気にすんな、ちゃんと食えよ？」

　『一応食べます』

私はそこを去る。

いちごパン…私は一口食べる。

　『…うま』

どこで売ってんだろ…すごい美味しい…

後で聞いてみようかな。

そのままお昼も終わり、5時限目。

保険かぁ…先生の授業初めてだ。

ジ「はーい、じゃ、始めまーす」

軽。

ジ「えーと、____は______で」

直球すぎるて…

ジ「その後は___」

全部直球すぎるんだけど…

ジ「はいおしまーい、あと新井、放課後残れ〜仕事あるから」

さとみくんに頼めよ…

　『はい…』

だる…

放課後ー

　『先生、仕事って何ですか？』

ジ「お、A、来たんやな」

ん？下の名前で呼んだ？

　『あの、仕事』

ジ「あーそれはな、嘘や嘘」

　『ん？え？』

ジ「Aと話すためなんやけど…」

　『え？じゃあ帰ります』

ジ「じゃ、明日居残りな」

明日の方がマシだ。

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