吸血鬼との日常【橙】

31話 ページ33

Aside

昨日、ななもり先輩が看病してたこともあり、今日は元気。

　『ジェルく〜ん起きて〜』

ジ「んぅ…おはよぉ」

　『おはよう』

ジ「早いな」

　『え？だって…今、7時ですよ？』

ジ「…マジ？」

　『まじ』

ジ「やべぇ！ご飯作らないと」

　『作ってあるよ〜』

そう。作ってみた。

ジ「ほんまに？Aの料理食べて見たかったんよ〜」

　『そ…それは嬉しい…』

ジ「今日何作ったん？」

　『パンケーキ』

ジ「パンケーキ？！いただきまぁす！」

元気だなぁ…

　『どう？』

ジ「めっちゃ美味い！俺より美味いんちゃう？」

　『あっ…自分が美味い事は認めるんだね』

ジ「あはは…」

　『でも、自分の料理より人の料理の方が美味しいって感じる事あるらしいからね』

ジ「そうか〜？w」

　『私だって、ジェルくんの方が美味しいもん』

ジ「それは嬉しいわぁw」

　『こんな事してないで、早く食べるよ〜』

ジ「おう！」

このやりとり、幸せだなぁ…

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