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12話 ページ14

Aside

ん…今何時…?

 『22時…夜ご飯食べ忘れたなぁ…寝ちゃってたなぁ…』

そういえば私夢見てたなぁ。どんな内容だったっけ…

あ…相当やばい夢じゃん…思い出したくなかったわ…

まぁいいや。残り物…あるかなぁ。

ガチャ

冷蔵庫を漁る。

 『ん?なんだこら…』

そこには、''寝ちゃってたで!寝言も可愛かったで〜あ、それより、これ夜ご飯やから!寝ちゃってたからとりあえず残しといた!レンジで2分くらい温めれば食えるで! ジェル''とジェル先輩から。おぉ…本当に先輩なんでも出来るんだなぁ…

ジ「寝ちゃってたで!寝言もほんまに可愛かったなあ…レンジで2分温めるんよ!」

ん?脳内で?何か聞こえるぞ?

気のせいか。

ジ「鈍感すぎるやろw」

 『え?』

恐る恐る後ろを振り向く。

 『うわぁ!』

ジ「実はさっきからいたでwなんだこら可愛かったぁ〜」

 『恥ずかしいです…』

ジ「独り言なん??」

 『そうですよ』

ジ「尚更可愛いわ」

 『ありがとうございます』

ジ「それより、食べな!」

 『あ、食べます食べます』

すぐにレンジでチンする。

ちなみに今日は回鍋肉。本当に料理上手だなぁ。

チーン

お。出来た。

カタッ

 『いただきまーす』

ジ「召し上がれ」

…というか…なんで先輩はスマホも弄らずにずっとこっち見てるんだろ…?

 『…私なんか付いてますか?』

ジ「なんも〜?」

本当かよ。

まぁいいや…食べよ。

パクッ

ジ「どう?」

 『美味しいです』

ジ「良かった〜!」

私はそのまま黙々と食べ続ける。

 『…だから私なんか付いてますか?!』

ジ「え〜?ついとらんって〜今のうちに目に焼きつけなあかんやろ?」

 『そういうことですか』

ジ「ほんまに鈍感やなぁ…」

確かに私は鈍感だ。ものすごく。

 『ご馳走様』

ジ「はーい」

とりあえず歯磨きをする。

5分後ー

寝室…

ガチャ

もう先輩寝てるんだ…早いね。

こっそり布団に入る。

ムギュゥッ

 『ゔぇ…』

いや苦しいて。苦しい苦しい。

ジ「待ってたんやで!」

めっちゃ元気じゃん。

 『寝ますよ』

ジ「おやすみ〜」

 『おやすみなさい』

いい匂いするなぁ…

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れん - まさかのなーくんが! (2023年2月14日 14時) (レス) @page43 id: 2201e3642e (このIDを非表示/違反報告)
あまね - …最後のあたり、ゾクッとしました。いろんな内容が詰め込まれてて面白かったです!(^o^)! (2021年11月23日 9時) (レス) @page43 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆぅ | 作成日時:2021年1月22日 17時

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