33話 ページ35
Aside
私が…私が戻ってなかったら先輩は…
な「もうそれ以上考えないの。生きてただけいいでしょ？」
ジ「せやな！ありがと！二人とも！」
『いえいえ、でも心配なのはこの先の生活ですよね…』
な「とりあえずうちの学校の体育館じゃないかな？」
ジ「避難所に指定されてるもんな」
『…』
ジ「どないしたん？」
『ジェルくんは…私から、離れないでください』
ジ「え？」
『もう私は、誰も失いたくないんです、ななもり先輩も』
な「あ、そういえば！ジェルくんと俺、従兄弟なの！」
『ぇ』
ジ「だから看病お願いできたんよ」
『そうなんですね！それで…』
な「勿論離れないよ、ね？ジェルくん」
ジ「俺の大切な人たちやから、絶対離れへん！」
『ありがと』
あ…お腹空いた…
な「お腹空いたね〜って言っても多分食べられないんだろうけど」
そういえば…二人とも吸血鬼なんだよね…？
『先輩達は、私の血を飲んでください』
「「えっ？」」
『私は、先輩達に長生きして欲しいんです』
ジ「いや…いらん！」
『え？』
な「だって…俺らが人の命を奪うのは嫌だし…飲まないよ！」
『いいんですか？』
ジ「おう！俺も医者に言われたしw」
な「ジェルくん何やったの！」
『ふふw』
2人のやりとりを見てると…自然に笑える…
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れん - まさかのなーくんが！ (2023年2月14日 14時) (
レス) @page43 id: 2201e3642e (このIDを非表示/違反報告)
あまね - …最後のあたり、ゾクッとしました。いろんな内容が詰め込まれてて面白かったです!(^o^)! (2021年11月23日 9時) (レス) @page43 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆぅ | 作成日時：2021年1月22日 17時
