1話 ページ3
Aside
私は…一ノ瀬A。吸血鬼に恐怖を抱いてるの。それは…また別の時に。
でも…私は吸血鬼のジェル先輩に片想いしている。
なんか変わってるよね…ジェル先輩を吸血鬼として見てないんだよね…
今は放課後。やっと帰れる…
ギュッ
『え?』
?「いた…ちょっと俺の家来てや」
『はっはい…』
これは…ジェル先輩?!
お姫様抱っこ?!
ありえない…私何かやらかしたかな…
ガチャ
おぉ…ジェル先輩の匂い…
ジ「上がってや」
『おじゃまします…』
『それで…なんですか?』
ジ「俺と…付き合ってくれへん?」
『え?つつつつつ…付き合う?』
ジ「嫌?」
ジェル先輩それは反則ですってぇぇ…うるうるしてる…
『もっ勿論ですよ!』
ジ「っ…!やったぁ!」
ギュッ
『ちょ苦しいですっ…』
ジ「ごめん…それより…''血''吸ってええか?」
あぁ…そうだった。私は特に珍しくない。
『いいですよ』
ジ「痛いかもしれへんけど…大丈夫やから」
カプッ
『んっ…//』
少し痛い。
ゴクッ
ジ「ぷはぁっ…ありがとな」
『いえ…』
ぺろっ
傷を治してもらった。
ジ「美味しかった」
『そうですか?』
ジ「うん、これからよろしくな」
『こちらこそ』
こんなん学校に広まったら…やばいぞ…
ジ「あ、それよりLINE」
『あっそうですね』
うわぁ…ゲットォっ!
ジ「それよりA…」
なっなんだって?!呼び捨て?!聞いてない…
ジ「この痣…なんや」
あっ…虐○された時の痣…
『ぶつけただけですよ』
嘘を言うしかない。
ジ「嘘やろ?」
まじか…
『ごめんなさい…ちょっと家でいろいろあって…』
言うしかない。
ジ「…俺の家に住まへん?」
『いいんですか?』
ジ「全然ええよw」
『ありがとうございますっ!』
ジ「とりあえず荷物は明日取り行くか?」
『はいっ!』
まじか…同居って…
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れん - まさかのなーくんが! (2023年2月14日 14時) (レス) @page43 id: 2201e3642e (このIDを非表示/違反報告)
あまね - …最後のあたり、ゾクッとしました。いろんな内容が詰め込まれてて面白かったです!(^o^)! (2021年11月23日 9時) (レス) @page43 id: 85362d7a8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆぅ | 作成日時:2021年1月22日 17時