料理してたら床に水が溢れてて滑って転んで手も滑って持ってた包丁が首に丁度刺さって死んだ、んですけれでも、どうやら私以外の時間歪んだりしてなぜか13年前に戻ったらしく、推しの実の妹になってました【紫】

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「て事で、よろしくね。」

ら「任せとき！」

彼は来夢(らいむ)。
俺の従兄弟。
年は26歳。お母さんのお姉ちゃんの子供。

　「色々と買い物行ってくるから…あ、くれぐれも変な事しないでよっ？」
ら「いやいや…俺子供居るからね！？大丈夫だよ！？」
　「確かに。居たね。じゃ」
ら「行ってらっしゃい」

来夢兄、結構頼れるパパさんだもんねぇ…
俺はまだ全然頼れないお兄ちゃんだよ…

　「っふぅ…まずは本、かぁ…遠いけど頑張るかぁ」

？「あれっ？あれれれれれれっ！？もしや奈那くん！？」
ぱっと見めっちゃうざいからやめようよそれ。
　「はぁ…なんで槭樹(かえで)さんが居るの…」

槭樹さんは来夢兄のお嫁さん。
か「え、そんな言い方やめてよ」
　「で…なに？」
か「いや無視しないでwどうしたの？手に育児の本なんか持ってさ」
　「あ…」

俺は今までの事情を話す。

か「ほうほう…じゃあ家来る？Aちゃん共々育てるよ」
　「槭樹さんこういう時に“限って”頼れるんだよなぁ…お願いします」
か「奈那くん貴方は一言多い、じゃあとりあえず奈那くん家帰ろっか」
　「あー分かりました…」

多分来夢兄行くこと伝えてないんだろうなぁ…


　「ただいまー」
ら「おっ、おかえり！早かった…え、なんで槭樹！？」
か「あんたここに居たのかい…ほら、奈那共々育てるよ」
ら「マジ！？」
か「YES」
ら「行く行く！じゃ、奈那とAちゃん行くよっ！」
　『あうあうっ！』

Aは賢いねぇ…！


追記

森 凪沙(なぎさ)さん
奈那・Aのお母さん
33歳 永眠
笑顔が眩しい人だった
今も生きていたなら、33歳だった

森 光輝(こうき)さん
奈那・Aのお父さん
25歳 永眠
優しい人だった
今も生きていたなら、35歳だった

小沢 来夢
奈那・Aの従兄弟
26歳
既婚・妻子持ち

小沢 槭樹
奈那・Aの従兄弟・来夢のお嫁さん
25歳
既婚

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