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your side





渡「ほらー席つけよ!はじめんぞ〜」




ただ今私は教卓の下に隠れております。

はっ、近づいてきた、、、!!!





渡「よし!…ん、あれ?Aさんは休みか?」

阿「あ、さっきお腹痛いって言って保健室に行きました」

渡「おーそうか…じゃあ今日は小テストやんぞ〜」




あれ?
意外に気づかないもん???
てかまさか教卓の下に人がいるとは思わないよな…笑

こうなったら……




渡「よし、机にある教科書ノートしまえよ…はあっ!?」



突然大きな声をだしたしょーたくん。
ズボンの裾をクイっと引っ張ってみた所視線がぶつかった。





周りの生徒たちはあまりにも大きな声を出すから、「なになに渡辺先生どうした!?」「下向いて何かあった?」と笑って騒いでいる。


やめてやめて…気づかれたら終わりだからね!!!




渡「わ、わりぃ何もない、小テストのプリント無くしたかと思ったけどあったわそういうことにして」




早口で生徒たちを宥めていた。
言い訳もちょっと怪しい感じなのに周りのみんなは信じたのか、騒ぎは収まった




が、、、




こちらとしては心拍数が更に上がっている。

だって目の前に椅子を持ってきて座ってるんだもん!!!
テスト中だから椅子に座っていても違和感は感じないのをいいことに…。




渡【お前なんでそんなとこにいんだよ】




少し怒っているのか、ノートに殴り書きで書かれた文を
こちらに見せてきた。

見せても声出せないから答えられないっつーの!!

てか、キュンどこいった。
阿部くん…キュンじゃなくて心臓がギュンって小さくなった気がするよ。寿命も縮んでる気がする。





「(…キュンってした?)」

渡【しょーたくんだいすき?】



口パクでしょーたくんに聞けば、全然違うし文字足らんし。
てかちょっと楽しんでないか…?

顔がにやけてますよ〜。





そこからは何もお互いアクションせずしばらく見つめ合った私たち。



 

コトっ





そしてわざと持っていたペンを目の前に落としてきたしょーたくん。

ん?






「っ、、!!」








キ、スしちゃった…。




渡「お前、覚えてろよ?」





耳元で囁く声。

キュンです。




って、私がキュンってなってどうすんのよ!!!
阿部くーーーん助けて…。







阿) どうしでしたか?俺が考えたんですよ!笑
渡) 阿部お前か……いや、最高だった。
阿) ですよね〜!!!
渡) スリル満点だったわ。




.

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設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 深澤辰哉   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぎゅうにゅう | 作成日時:2021年10月14日 22時

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