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我慢 A.R ページ13

阿部 sde





阿「A、我慢しよっか?笑」

「へっ?突然なに?」




彼女の頭の上には?がたくさん見える。
それもそうだ。
突然言ったんだから。




阿「我慢は我慢だよ?いい?」

「う、うん…?」



彼女は納得はしてないが頷いてくれた。
よしよし、ふふ楽しみだなぁ。

てか俺たちの今の状況を説明すると…


俺がソファに座ってその俺の膝の上に彼女は座っている。だから向き合っている状態。




阿「…近いねぇ?ん、Aシャンプー変えた?」

「りょ、亮平くん…!近くない?」

阿「ふふ、だってわざとだもん!」

「むむむ、あざといぞ!こら、」




どっちがあざといんだか…。
でも結構俺もやばいかも。

だっていつも俺は彼女のこと見下ろしてるけど、
膝の上に乗る彼女は俺を見下ろす形になる。




「ねぇ…てかなにが我慢なの?」

阿「ん〜?なんだと思う?」




今度はおでこ同士をくっつけてみた。

かなり近いね笑




「うぅ…亮平くん、私気づいちゃったよ…!」

阿「ほんと?じゃあ、なに?」

「……き、きす?」

阿「っっ!…そうだよ、正解」




危ない危ない。

耳を赤く染めてこちらを見る彼女はとてもいやらしく見えた。




「……亮平くんは、我慢できる…?」

阿「なーにA、そんなこと誰に教えてもらったの?」

「教えてもらってないよ!仕返し!」

阿「っ、ほんとAはかわいいね…?」

阿「…………食べちゃいたい」




彼女の耳元でそっと囁くと、照れたのか俺の肩に
頭を乗せてきたと思えば…




「亮平くん……」

阿「ん?……っ」


 


俺の唇に彼女の唇もそっと重なった。





「へへっ、我慢できなかったから私の負けだね」

阿「A…」




負けだね、とへらりと笑う彼女は世界一かわいい。

俺は我慢したものの完敗な気がするのは
気のせいだろうか。





「亮平くんを前にしたら我慢なんて無理だなぁ」

阿「……ねぇ、俺をどうしたいの?」





やっぱり負けてる俺はかわいい彼女に、頭をひたすら抱えた日曜日の昼下がり。








作者

亮平さんお誕生日おめでとうざいます。
1日遅かった…。

後輩の F.T→←肉まん R.M



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設定タグ:SnowMan , 渡辺翔太 , 深澤辰哉   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぎゅうにゅう | 作成日時:2021年10月14日 22時

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