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母「はい、できた。うん、きれいきれい」
白地に紺色の朝顔模様が涼しげで
それに加えて高く結われたお団子もまた
夏の夕焼け、涼しげなイメージを引き立てた。
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A「いってきまーす」
母「はーい、スリに気をつけてね、」
待ち合わせの20分前、少し早めに家を出た。
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あれ、
A「…、侑李?」
家の門にもたれかかる
ポロシャツ姿の男の子は
紛れもなく侑李の姿。
侑「よ。………似合うじゃん、浴衣。」
A「へ?あ、ありがとう…。迎えに来てくれたの?」
侑「浴衣のやつは歩くのが遅いって、去年学習したからね、いざとなったら担いで行ってやろーとおもっただけ、ほら、いこ。」
好きだ、なんて言われた相手に
そんなことされたら、
やっぱり意識しちゃうよ。
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夏の日は長い。
現在6時半。西日がオレンジ色に輝いて眩しい。
侑「2人とも…遅いね」
A「あのふたりの事だから、予想はしてたよ」
侑「ったく、電話もつながんないし」
慧「あ!ゆぅーりー!Aー!」
緊張感のない間延びした声と
大「はぁ、ごめんね?遅れちゃって。」
少し疲れ気味の申し訳なさそうな声。
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侑「…遅い。15分遅刻。女子じゃあるまいし、何してたの?」
大「ごめん!ほんとごめん!慧がさ、俺の家からここまでの道分かんなくって、徘徊してた!」
ぱちん!と顔の前で合わせられた両手。
A「ま、まぁ、しょうがないね。ほら、いこ?」
少し不機嫌な侑李をなだめながら
人ごみの中へと向かった。
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OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» 久しぶりです!更新楽しみにしてるからね!それと、また小説つくったから、遊びに来てよ。更新頑張ってね! (2016年5月8日 20時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
飯尾の苺← - この小説大好きです><*更新頑張って下さい。応援してます♪ (2016年3月27日 15時) (レス) id: 14468b9110 (このIDを非表示/違反報告)
OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» いつも優しくしてくれて、とっても心の支えになってるよ。ライブとかで会えたら嬉しいね! (2016年3月15日 16時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
HALKA(プロフ) - OLチンゲン菜さん» 小説、読ませていただきました!私も続きが気になります笑 お互い頑張りましょーう!我I need you、わかってくれる人がいてよかった! 本当にいつもありがとうございます。タメで尾っ慧なので、ぜひ、次からタメでお願いします♪ (2016年3月15日 16時) (レス) id: 35067807db (このIDを非表示/違反報告)
OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» 私も我iNeedyouにハマってます!小説、面白いので、頑張ってください! (2016年3月15日 16時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HALKA | 作成日時:2015年12月23日 9時