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慧「おはよーん、A。あ、大ちゃんも。」
大「俺はついでかよ!」
侑「おはよ、A。」
大「ついに消えた…。」
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あれから1週間。
『みゆりん、大ちゃんに振られちゃったんだって』
そんな話題がクラスで出回った。
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少しホッとしてしまう。
慧「なーんで振っちゃったの、あんなカワイイ子。」
大「だぁかぁらぁ、言ってるだろ?俺にはまだはえーんだって、恋愛とか。」
A「5歳だもんね、大ちゃん。」
侑「言えてる。いや、今の5歳の方がもう少しませてるかも。」
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こうやってみんなで話すときも
前までは私の隣にはいつだって大ちゃんがいた。
なのに今では
大「ほらー、そうやってまた2人で俺をいじめるー!」
侑李がいる。
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慧も大ちゃんも、
侑李が告白したのを知ってるはずなのに
あえて話題に出すこともなく。
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…それも、優しさなのかな。
・
侑「A、次、音楽だって。行こ?」
A「え、あ、うん、大ちゃんたちは?」
侑「…先行ったんじゃない?いこ」
A「えっ…あ、ちょ、まって」
やっぱりあの日から
意識しずにはいられない。
先を行く侑李の背中。
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教室棟と少し離れた北棟にある、音楽室。
五月晴れ、とでも言おうか
陽気な木漏れ日が渡り廊下に射し込んでいる。
侑李の肩が触れている。
少しずつ縮まっていた距離。
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大「あ!A!おぉー……い…」
角を曲がる直前に聞こえた声。
大好きな、あの人の、声。
聞こえた気がした。
少し振り返り
覗いた廊下に
―――――――――――大ちゃんの姿はなかった。
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OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» 久しぶりです!更新楽しみにしてるからね!それと、また小説つくったから、遊びに来てよ。更新頑張ってね! (2016年5月8日 20時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
飯尾の苺← - この小説大好きです><*更新頑張って下さい。応援してます♪ (2016年3月27日 15時) (レス) id: 14468b9110 (このIDを非表示/違反報告)
OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» いつも優しくしてくれて、とっても心の支えになってるよ。ライブとかで会えたら嬉しいね! (2016年3月15日 16時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
HALKA(プロフ) - OLチンゲン菜さん» 小説、読ませていただきました!私も続きが気になります笑 お互い頑張りましょーう!我I need you、わかってくれる人がいてよかった! 本当にいつもありがとうございます。タメで尾っ慧なので、ぜひ、次からタメでお願いします♪ (2016年3月15日 16時) (レス) id: 35067807db (このIDを非表示/違反報告)
OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» 私も我iNeedyouにハマってます!小説、面白いので、頑張ってください! (2016年3月15日 16時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HALKA | 作成日時:2015年12月23日 9時