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『おぉーっ!すげー!』
『きれー…』
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大きく大きく燃え上がる炎に照らされてか
はたまた、疲れから熱でもあるのか
それはわからないけど
明らかに赤く紅潮している、彼の耳。
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侑「だから、、好きだって、言ってんの。」
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みんなの輪から少し外れていた私たちは
見つめあっていた。
…ように見えたかもしれない。
もし、そう見えたなら、訂正しておきたい。
見つめあっていた
わけではない。
固まっていたのだ、と。
・
侑「付き合いたいって、言ってるわけじゃないから。僕の気持ちだけでも、知っといてよね。」
言ってから少し恥ずかしくなったのか、
侑李はこう、付け加えた。
侑「…全く、僕に告白されるなんて、幸せ者だよ、Aはさ。」
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何も言えなくて、
いや、何を言っていいのかわからなくて
やっとの思いで体の向きを変え、
ただただ、轟々と燃え上がる炎を
見つめていた。
・
A「だ、大ちゃんと慧、遅いね。」
落ち着きを取り戻した私は目線を変えずに言った。
侑「ほんとにこんがりいっちゃ………って、ないみたい。」
遠くを見つめる黒い瞳。
・
その視線の先にいたのは
A「あ、あんなとこに。おーいっ、けい… 「しっ!」」
大ちゃんと、慧。
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『おぉー?!いけいけ!みゆりん!』
『慧か?!大ちゃんか?!どっちー?!』
…と、1人の女の子、野次馬が数名。
私は侑李よって制された言葉を、飲み込んだ。
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OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» 久しぶりです!更新楽しみにしてるからね!それと、また小説つくったから、遊びに来てよ。更新頑張ってね! (2016年5月8日 20時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
飯尾の苺← - この小説大好きです><*更新頑張って下さい。応援してます♪ (2016年3月27日 15時) (レス) id: 14468b9110 (このIDを非表示/違反報告)
OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» いつも優しくしてくれて、とっても心の支えになってるよ。ライブとかで会えたら嬉しいね! (2016年3月15日 16時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
HALKA(プロフ) - OLチンゲン菜さん» 小説、読ませていただきました!私も続きが気になります笑 お互い頑張りましょーう!我I need you、わかってくれる人がいてよかった! 本当にいつもありがとうございます。タメで尾っ慧なので、ぜひ、次からタメでお願いします♪ (2016年3月15日 16時) (レス) id: 35067807db (このIDを非表示/違反報告)
OLチンゲン菜(プロフ) - HALKAさん» 私も我iNeedyouにハマってます!小説、面白いので、頑張ってください! (2016年3月15日 16時) (レス) id: a23e8bb29f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:HALKA | 作成日時:2015年12月23日 9時