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伊野尾さんのがナカに入ってきて、動き出すのかと思ったら、ポタポタと雫が落ちてきた。



『伊野尾さん…?』








「だいちゃんっ、ごめんっ、おれ、ちゃんと、言いたいこと言えてないままこんなことして…」








違う、違うよ。

俺も大好きなんだよ、伊野尾さんのこと。







『俺は伊野尾さんのことがちゃんと好きだし、言わなきゃいけないことを言えてなかったのは俺も同じで…』









『だから、少しずつでいいから進んでいきたいです』









どんどん俺のナカで大きくなっていく伊野尾さんのモノ。






『動いてください』











すると、伊野尾さんは余裕のない顔でこう言った








「お望みのままに…」

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作者名:622 | 作成日時:2022年5月18日 13時

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