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ar side

「だいちゃんってさあ、」














「…」



「やっぱなんでもない!」












お酒が少し回った頃に伊野尾さんがそう言った。








あの時。告白してきた時と同じ表情で。












結局伝えたいことを言えないまま、終電の時間が近づいてきてしまった。














『ありがとうございました。また明日、、っ、え?』










伊野尾さんは俺の手を掴んで駅を飛び出した。

















え?

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作者名:622 | 作成日時:2022年5月18日 13時

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