白米な君に(×in)

君世界 ar×in ページ30

※bubble gumの続きみたいなものです。

有岡side




今日も今日とて平和な日常


そんな俺とケイの1日は朝の挨拶から始まる




ケイは昔色々あったせいであんまり喋れないんだけど、俺がおはよ。って言うと、ｺｸｯと首を縦に降って応じてくれる




うん、今日も朝から抜群にかわいい




いつもは朝ごはんを食べて、俺は仕事、ケイはどこかに行っちゃうんだけど………





有「どしたの？、、え？俺も着いて行くの？」




少しサイズの大きめな服を着ているせいかダボッとした袖から白くて透き通った指先が俺の服を引っ張る




心無しかいつもより表情が明るい気がした









有「ここって………？」





ケイはニコニコしている
いや、まあ、かわいいんだけども





連れてこられたのは…なんだここ
国境？


綺麗な小さな湖の周りには色鮮やかなお花が沢山
それに顔を上に向けると俺のものでは無いお城


頭の中の地図を辿っていくと多分ここは隣国との境目だろう





とりあえず場所は分かった

あとは……







有「ケイ、あのお二人は？」




まるでケイのことを待っているようにこちらを見ている2人。




1人は小さくて女の子みたいなかわいい人
ケイとはまた違った感じだなあ

もう1人はなんかこの辺では珍しい派手な髪色
八重歯が特徴的なイケメン







さっぱり状況がわからん…









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