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たっぷりオムライスを味わっただいちゃんを連れてチェックアウトを終えた旅館から近くにあるふれあい広場へ。
「だいちゃんほらおいで〜?」
「ぁう………」
未知の生物がちょっぴり怖いのか俺の足に隠れるように立つだいちゃん。
「だいちゃんパパと一緒に行こ?」
「んぅ……」
「ほら、うさぎさん。こんにちは〜って」
「こんちわ……」
けいがだいちゃんの手を取ってもふりとうさぎの背中に触れる。
「ね?怖くないでしょ?」
「ふぁふぁ……」
そこからはもうご想像の通り。
ふわふわの虜になっただいちゃんはさっきまでの行動が嘘のように自分から動物を触りに行く。
「ままぁ、ちぃたいねぇ……!」
「ふふ、小さいねぇ(笑)」
小さなだいちゃんが小さなハムスターを小さいというのが何だか面白くて二人してこっそり笑ってしまう。
自分の体の三分の一ぐらいの大きさのモルモットを膝に乗せてみたり、ピヨピヨと鳴くひよこに興味津々で手を伸ばしたり。
帰りたくないと言われてしまったときなかなり心苦しかったけれど。
これはきっとなにか動物が欲しいと言われかねないなぁと近い未来に向けて少しだけ覚悟を決めておいた。
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すいのん(プロフ) - 那奈さん» 喜んで貰えて嬉しいです(^^)リクエストありがとうございました! (2021年9月19日 14時) (レス) id: 2a4d715210 (このIDを非表示/違反報告)
那奈(プロフ) - ありがとうございました!とても面白かったです^_^ (2021年9月18日 21時) (レス) id: 5eb2712d86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すいのん | 作成日時:2021年9月18日 21時