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目撃シンメトリー hk×in ページ1

ym side



「あれ?ちゃんピアス?」



楽屋でゲームをしていると少し、いやかなり集中できないような話題が飛んできた。


当の本人は大ちゃんの問いかけに応えるわけでもなくニコニコしているご様子でなんともかわいいけれど。


伊野尾ちゃんお得意のふんわり笑顔のせいでおそらく下がりっぱなしであろう目尻のまま目線を下にやれば
、既に俺のキャラはゲームオーバーで立ち尽くしていた。


そう、それぐらい、衝撃のニュースという訳だ。



「あんなに頑なに開けないって言ってたのにどうしたの?」

「ん〜〜〜」



返事のない伊野尾ちゃんを気にする様子もなく大ちゃんは興味津々にそのピアスに触れる。



「ちゃんは青系が似合うと思ってたけど、意外と明るい色も似合うねぇ」

「ふふ、ありがとう」



へぇ、青じゃないんだ。


てっきりメンバーカラーの青色つけてるのかと思った。


まあ伊野尾ちゃんなら色が白いから何色でも似合うんだろうけど。


戦闘から外れた俺は武器を新調するために武器屋へ行きながらこっそりと二人、というより正確には伊野尾ちゃんの耳を盗み見る。



「き、いろ……?」



そんなまさか。


一番選ばなそうな色じゃん。


ぽそりと呟いた俺の声は誰にも拾われるわけもなく、レベルアップの音にかき消されてしまった。









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すいのん(プロフ) - ゆ 。さん» とてもとても嬉しいお言葉ありがとうございます!励みになります(;_;) (2023年4月5日 0時) (レス) @page29 id: 2a4d715210 (このIDを非表示/違反報告)
ゆ 。(プロフ) - 数少ないjgin小説ありがとうございます。主様の書き方がすごく好きで何回も見させていただいています!! (2023年3月30日 18時) (レス) id: 132d25980b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すいのん | 作成日時:2020年12月31日 0時

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