ep2 ページ30
side.inoo
八乙女くんは、奢るから何か好きなもの頼みなよと言ってくれて、
申し訳ないなと思いながら、ウーロン茶を一つ頼んだ。
光「大ちゃんさっきまで本当に伊野尾くんの名前ばっかり呼んでてさ、うるさくって。」
伊「今は全然だけどね。」
八乙女くんの優しいフォローをひと蹴りすれば、彼は苦笑していた。
光「でも大ちゃん学校でもよく言ってるよ、“早くいのちゃんに会いたい”って。」
伊「えぇ。」
それはそれで恥ずかしいからやめてほしい...
光「俺今まで大ちゃんが彼女つくってるのよくみてたけど、こんな会いたいとか言ってるの初めて見たからびっくりしててさ。」
そう言ってビールをぐっと飲んだ八乙女くんは、にっと笑っていた。
光「本気で好きなんだなぁって思ったよ。伊野尾くんのこと。」
だからそんな心配することないんじゃない？って言って、俺の背中を気合いを入れるみたいにちょっと強めに叩いてくれた。
伊「はは、そうかな。」
八乙女くんのおがげで少し気持ちが落ち着いて、頬が緩んだ。
この人やっぱりかっこいいな、人として。
伊「ねぇ、八乙女くんは、」
八乙女くんに他にも色々聞きたくて名前を呼んだんだけど、
また後ろから腕を引っ張られて無理矢理立たされて、会話は中断されてしまった。
伊「うわっ、何？！」
有「なにしてんの？」
俺の腕を引っ張ったのは、赤い顔した有岡くんだった。
声のトーンはいつもと変わらないのに、表情はなぜかすごく怒っている。
伊「なにしてって、有岡くんの事、」
有「帰ろ。」
俺の話なんかまるで聞かないで、
俺の腕を無理矢理引っ張って飲み会の席からでて行く彼。
戸惑って後ろを振り向けば、
八乙女くんはにこにこして手を降っていた。
あの人もかなり酔っ払ってたんだな..
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杏奈(プロフ) - むににこめさん» こっちにもコメント下さって嬉しいです〜！待ってて下さる方がいて幸せです（ ; ; ）初めて書いたお話なので本当に、お言葉嬉しいです（ ; ; ）また更新するので見てください〜ヽ(；▽；)ノ (2015年12月16日 20時) (
レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
むににこめ - 杏奈さんっ！私も実はずっとずっと待ってます！！笑 この作品、今まで見てきた小説の中で一番大好きなので！楽しみにしてます、頑張って下さい！ (2015年12月13日 10時) (レス) id: 9e8af99fe7 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 飯尾です。さん» 放置してたので待ってくださる方がいると思ってませんでした（ ; ; ）ちょっとでも載せれたらいいなと思って準備してます^ ^また別の所での公開になりますが、よろしくお願いします〜。 (2015年12月12日 23時) (レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
飯尾です。 - 更新されるのずっと待ってます´ω` (2015年12月11日 18時) (レス) id: 3ffead3e5a (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - むににこめさん» 本当ですか..！こうゆうシチュエーションに私も萌えるので嬉しいです..！ 嬉しいお言葉ばかり(;_;)ありがとうございます。まだ書くか迷っていますが、書いた時は、よろしくお願いします。 (2015年11月24日 12時) (レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏奈
| 作成日時：2015年11月2日 17時
