酔いどれくん。 ページ17
side.arioka
“伊野尾さんが潰れましたー。”
なんて言う山田のまぬけな声が電話越しに聞こえて、俺は走って居酒屋まで来た。
なのに、
有「おい、こら。」
全力で走って来たのに、
当の本人は気持ち良さそうにスヤスヤと、
山田の肩にもたれて寝ていた。
山「大ちゃん、おせぇよ。伊野尾さん酒弱いくせにガバガバ飲むからさー。」
とかいいつつ、大方山田に振り回されてやけになって飲んだんでしょ。
いっつもいのちゃん連れ回しやがってこいつ。
でも他の男...山田の肩に寄りかかって寝るとかいのちゃんも危機感なさすぎ！
有「いのちゃん、帰ろ？」
伊「んー..」
ダメだ、全然頭回ってない。
山「全然起きないから担いで持って帰ってよ。会計とか全部やっとくからさ。」
有「あー、うん。悪りぃな。」
山田の言葉に甘えて、歩けない彼をおぶって外まで出た。
外に出ると風が涼しくて、少し酔いが覚めたのか、後ろからぶつぶつと声が聞こえる。
伊「あ、有岡くんだ..」
有「起きた？大丈夫？」
そう聞けば、おぶられてるのが嫌になったのか降りると言い出した。
酔っぱらって、足がフラフラしてて見てて不安だ。
有「手かして。」
伊「ん..」
素直に手を前に出すから、なんか可愛いなとちょっと思ったり。
普段はこんな人の多いところで手なんかつながないけど、
今日はしょうがないし、いいよね。
差し出された手を握って、
ふらつく彼を支えながら駅まで向かった。
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杏奈(プロフ) - むににこめさん» こっちにもコメント下さって嬉しいです〜！待ってて下さる方がいて幸せです（ ; ; ）初めて書いたお話なので本当に、お言葉嬉しいです（ ; ; ）また更新するので見てください〜ヽ(；▽；)ノ (2015年12月16日 20時) (
レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
むににこめ - 杏奈さんっ！私も実はずっとずっと待ってます！！笑 この作品、今まで見てきた小説の中で一番大好きなので！楽しみにしてます、頑張って下さい！ (2015年12月13日 10時) (レス) id: 9e8af99fe7 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 飯尾です。さん» 放置してたので待ってくださる方がいると思ってませんでした（ ; ; ）ちょっとでも載せれたらいいなと思って準備してます^ ^また別の所での公開になりますが、よろしくお願いします〜。 (2015年12月12日 23時) (レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
飯尾です。 - 更新されるのずっと待ってます´ω` (2015年12月11日 18時) (レス) id: 3ffead3e5a (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - むににこめさん» 本当ですか..！こうゆうシチュエーションに私も萌えるので嬉しいです..！ 嬉しいお言葉ばかり(;_;)ありがとうございます。まだ書くか迷っていますが、書いた時は、よろしくお願いします。 (2015年11月24日 12時) (レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏奈
| 作成日時：2015年11月2日 17時
