ep3 ページ14
side.arioka
冷たい俺の言葉を聞いて、
ぱっと顔をあげた彼。
眉毛を下げて、タレ目の瞳がより一層下がってる。
下唇噛んで、悔しそうな顔。
そこからちょっとだけ悩んだみたいで、少したってから、口を開いた。
伊「さっき、女の子といたでしょ...」
有「え？」
まさかの答えがかえってきて、間抜けな声が出る。
確かにさっきは、ゼミの授業で、
たまたま会った同じゼミ生の女の子と一緒に教室に向かっていた。
有「え、そうだけど..」
何を怒ってるの？
そういった顔を彼に向けてみれば、
今にも地団駄踏みそうな感じで、
頬を膨らませて怒っていた。
伊「一緒にいてすげぇ楽しそうにしてたから！
嫌だったの！むかつく！この鈍感！はげ！」
有岡くんのばか！と最後に一言付け加えて、
彼はまたさっきみたいに俯いてしまった。
下にいる彼に目線をやれば、
顔は見えないけど、
髪の毛の隙間から見える耳が、赤いのがわかる。
なにこの子。
めちゃくちゃ可愛い。
なんて考えてたら、またばっと顔を上げた彼。
やっぱり顔も赤かった。
伊「...帰る。」
赤い顔を俺からそらしながら、恥ずかしそうにぼそっとそう言った。
立ち上がろうとした彼の手をとって、
俺は収まらない顔の緩みを彼に向けた。
有「やきもちだー。へへ。」
なんて彼に言えば、
また悔しそうな顔してた。
.
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杏奈(プロフ) - むににこめさん» こっちにもコメント下さって嬉しいです〜！待ってて下さる方がいて幸せです（ ; ; ）初めて書いたお話なので本当に、お言葉嬉しいです（ ; ; ）また更新するので見てください〜ヽ(；▽；)ノ (2015年12月16日 20時) (
レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
むににこめ - 杏奈さんっ！私も実はずっとずっと待ってます！！笑 この作品、今まで見てきた小説の中で一番大好きなので！楽しみにしてます、頑張って下さい！ (2015年12月13日 10時) (レス) id: 9e8af99fe7 (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - 飯尾です。さん» 放置してたので待ってくださる方がいると思ってませんでした（ ; ; ）ちょっとでも載せれたらいいなと思って準備してます^ ^また別の所での公開になりますが、よろしくお願いします〜。 (2015年12月12日 23時) (レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
飯尾です。 - 更新されるのずっと待ってます´ω` (2015年12月11日 18時) (レス) id: 3ffead3e5a (このIDを非表示/違反報告)
杏奈(プロフ) - むににこめさん» 本当ですか..！こうゆうシチュエーションに私も萌えるので嬉しいです..！ 嬉しいお言葉ばかり(;_;)ありがとうございます。まだ書くか迷っていますが、書いた時は、よろしくお願いします。 (2015年11月24日 12時) (レス) id: b456b2c878 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：杏奈
| 作成日時：2015年11月2日 17時
